大分のニュース

悪質な利用実態から閉鎖されたＪＲ大分駅前の授乳室が、７月からイベント事業者へ貸し出すという形で利用が再開されることになりました。

大分市が２０１７年に子育て支援としてＪＲ大分駅前の広場に整備した授乳室。

ベビーベッドやソファーが設置されていて内側から鍵をかけることができます。

しかし２０２４年、ごみの散乱や壁の損壊、目的外の悪質な利用が市の調査で浮き彫りとなったことから閉鎖されました。

２６日、大分市の会見で足立市長は、７月から大分駅駅前広場でイベントを行う業者に貸し出しを始めることを明らかにしました。

（大分市　足立市長）
「アンケートの結果『イベントに合わせて何らかの形で利用したい』という回答が約８割。７月から試行的に駅前広場のイベント事業者に休授乳室を優先的に貸し出すことになった」』

エアコンなども完備されていて授乳室としての利用に限らず熱中症対策の休憩スペースや更衣室としての利用も可能だということです。