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6月24日(火) のニュース
2025年6月24日(火) 19:39
【フカボリ】九重町がタイミーと連携 “スキマバイト”で課題解決 労働力不足解消と雇用創出を目指す
人口減少や高齢化による人手不足が深刻化する中、九重町は、雇用創出の新たな取り組みとして、スキマバイトサービスの「タイミー」と連携しました。
タイミーは、東京を拠点に、「すきま時間に働きたい人」と「忙しい時間に人手を必要とする事業所」をマッチングさせるサービスを提供しています。
今回、九重町と町の観光協会、商工会など4者は、雇用創出や多様な働き方を推進する内容を盛り込んだ包括連携協定を締結しました。
タイミーが県内の自治体と連携するのは、佐伯市に続き2例目です。
タイミー 社長室地方創生G 葛西伸也マネージャー:
「単に労働力不足の解消だけではなく、町が稼げるところが重要。町が稼げるようになって人口を維持していける産業を維持していけるところに、微力ではあるが役に立てたらと思う」
九重町とスキマバイトサービスを提供する会社の連携に、とある業界も期待を寄せています。
フカボリです。九重町とスキマバイトサービス、「タイミー」の包括連携協定、きっかけは農家の声にありました。「収穫期など忙しい時に?人手が足りない。改善策はないか?」というものでした。
それを聞いた町は、独自のプラットフォームを作ることも考えたそうですが、全国で実績があるタイミーと連携した方が効果的で効率的だろうと考え、今回包括連携協定を結ぶことになりました。
では改めて、そのタイミーの仕組みです。タイミーとは、「すきま時間で働きたい」という人と、「忙しい時間の人手が欲しい」という事業所をマッチングさせるサービスです。
ポイントは、履歴書や面接が要らないこと、1時間からの短時間で働けることなど、その手軽さが挙げられます。
今回の連携にはこんな狙いがあります。タイミーの葛西さんは「今回の協定をきっかけに、町で盛んな観光や一次産業の役に立てたら」と話します。
町内で野菜の苗の栽培などをしている九重おひさまファームは、「春から秋までは人手が必要。やってみないと分からないが、来てもらって農業が楽しいと思ってもらえる期待もある。野菜の苗の出荷作業や、土の運搬を任せたい」と関心を示しています。
また、筋湯温泉の旅館、山あいの宿喜安屋は、タイミーを実際に活用したことがすでにあるそうです。「繁盛期に活用し、厨房の食器の片づけや接客をしてもらった。前後に食事や温泉を楽しめるようにしたため、観光感覚で遠方から来る人も多かったが、人手不足の解消にはつながっていた」と話しています。
旅の目的がこういったバイトになる、というのも新しいかたちかもしれません。
九重町は観光や農業が盛んですから、町の担当者はまずはこれらの分野からサービスを広げていき、いずれは福祉分野などでの活用にも広がっていけばとしています。
タイミーは、東京を拠点に、「すきま時間に働きたい人」と「忙しい時間に人手を必要とする事業所」をマッチングさせるサービスを提供しています。
今回、九重町と町の観光協会、商工会など4者は、雇用創出や多様な働き方を推進する内容を盛り込んだ包括連携協定を締結しました。
タイミーが県内の自治体と連携するのは、佐伯市に続き2例目です。
タイミー 社長室地方創生G 葛西伸也マネージャー:
「単に労働力不足の解消だけではなく、町が稼げるところが重要。町が稼げるようになって人口を維持していける産業を維持していけるところに、微力ではあるが役に立てたらと思う」
九重町とスキマバイトサービスを提供する会社の連携に、とある業界も期待を寄せています。
フカボリです。九重町とスキマバイトサービス、「タイミー」の包括連携協定、きっかけは農家の声にありました。「収穫期など忙しい時に?人手が足りない。改善策はないか?」というものでした。
それを聞いた町は、独自のプラットフォームを作ることも考えたそうですが、全国で実績があるタイミーと連携した方が効果的で効率的だろうと考え、今回包括連携協定を結ぶことになりました。
では改めて、そのタイミーの仕組みです。タイミーとは、「すきま時間で働きたい」という人と、「忙しい時間の人手が欲しい」という事業所をマッチングさせるサービスです。
ポイントは、履歴書や面接が要らないこと、1時間からの短時間で働けることなど、その手軽さが挙げられます。
今回の連携にはこんな狙いがあります。タイミーの葛西さんは「今回の協定をきっかけに、町で盛んな観光や一次産業の役に立てたら」と話します。
町内で野菜の苗の栽培などをしている九重おひさまファームは、「春から秋までは人手が必要。やってみないと分からないが、来てもらって農業が楽しいと思ってもらえる期待もある。野菜の苗の出荷作業や、土の運搬を任せたい」と関心を示しています。
また、筋湯温泉の旅館、山あいの宿喜安屋は、タイミーを実際に活用したことがすでにあるそうです。「繁盛期に活用し、厨房の食器の片づけや接客をしてもらった。前後に食事や温泉を楽しめるようにしたため、観光感覚で遠方から来る人も多かったが、人手不足の解消にはつながっていた」と話しています。
旅の目的がこういったバイトになる、というのも新しいかたちかもしれません。
九重町は観光や農業が盛んですから、町の担当者はまずはこれらの分野からサービスを広げていき、いずれは福祉分野などでの活用にも広がっていけばとしています。