大分のニュース

ＳＮＳ型ロマンス詐欺を未然に防いだとして、佐伯警察署から金融機関の職員２人に感謝状が贈られました。

感謝状を受け取ったのは、大分信用金庫佐伯支店の園田真大さん（４１）と、渡町台店の上野咲紀さん（３４）の２人です。

園田さんは今月９日、５０代の男性が３００万円の融資を申し込んできた際、その理由を尋ねたところ、「面識のない女性から投資話を持ち掛けられた」と言われ不審に思い、警察に通報して詐欺を防ぎました。

また、上野さんは今月２日、スマートフォンを操作しながらＡＴＭを使用していた５０代の男性に声を掛け、被害を防ぎました。

大分信用金庫佐伯支店　園田真大さん：
「お客様の資産を守ることにつながったということで、非常に良かった」

県警によりますと、県内では今年に入っておとといまでに、１２１件のＳＮＳ型投資ロマンス詐欺が発生しており、被害額はおよそ４億７８７７万円にのぼっています。