大分のニュース

１２０の言語に対応します。県内では初めて導入されました。

別府市鉄輪で観光客に人気の「地獄蒸し工房鉄輪」。今月に入って本格的に導入されたのが、客とのやり取りをリアルタイムで翻訳し、ディスプレイに字幕表示する機械です。

江藤アナウンサー：
「注文した食材を、決められた蒸し場で決められた時間蒸す。こうした体験の流れをこれまではスタッフが英語でしていましたが、この機械を導入したことで、それぞれの国の言葉で正確に伝えられます」

年間１０万人の観光客が訪れる地獄蒸し工房は、インバウンドの増加で入館者のおよそ３割、３万人が外国人だそうです。

地獄蒸し工房鉄輪　大石浩子館長：
「（これまでは）英語しか勉強していなくて伝わりにくい部分があり、なかなかスムーズにいかなかった。目で見てすぐ分かるので安心安全に利用してもらえるようになった」

この翻訳機の導入は県内初、九州でも３例目。日本語の文字起こしにも対応しているため、耳が不自由な人とのコミュニケーションにも役立ちます。