大分のニュース

「住民が一時避難」「３５本の列車が運休」不発弾騒ぎは地元に大きな影響が出ました。
１８日にＪＲの線路脇から見つかった不審物は、自衛隊が調べたところ「陶器のようなもの」でした。

住民：
「ずっと散歩コースやけん、行かんほうがいいかな。こわいですね」

高校生：
Ｑ．列車に乗れない状態？
「はい。親に連絡したんで、迎えに来てもらいます」

警察によりますと、１８日午後４時半すぎＪＲ日豊線の線路沿いで、電柱工事のため土を掘っていた作業員が不審物を見つけました。

不発弾の疑いがあったため警察と市は半径２００メートルの範囲に呼び掛け一時、２５世帯５２人が緊急に設けられた避難所に避難しました。

しかし現場に駆け付けた陸上自衛隊が調べたところ不発弾や爆発物ではないことがわかりました。

下野アナウンサー：
「こちらが現場から出てきたものです。口の部分が欠けた壺のようにも見えます」

この影響でＪＲ日豊線の上下線、特急・普通あわせて３５本が運休するなど、約４０００人に影響が出ました。１９日は始発から通常通り運行しています。