NEWS
大分のニュース
6月18日(水) のニュース
2025年6月18日(水) 20:13
安心院強盗殺人事件控訴審 被告「犯人ではない」 遺族「何があったのか話し、責任を果たして」
5年前、宇佐市安心院町で親子を殺害したとして大分地裁で死刑判決が言い渡された男の控訴審が福岡高裁で始まりました。被告側は「犯人ではない」と主張しました。
福岡高裁で18日に始まった控訴審。被告は、黒いスーツ、白いマスク姿で出廷。法廷には数人の遺族の姿もありました。
強盗殺人と住居侵入の罪に問われている佐藤翔一被告(40)。2020年2月宇佐市安心院町で当時79歳の女性と当時51歳の息子を包丁などで刺して殺害し、現金8万8000円を奪ったとされています。
一貫して無罪を主張する被告に対し、大分地裁は去年7月、被告に死刑を言い渡しました。
18日の裁判で被告の弁護側は、犯人が相当額の現金を奪ったことと、被告が犯人であることの2点について、事実誤認であると主張、証拠書類7点を提出しましたが、検察側は不必要とし、裁判所も証拠として認めませんでした。
裁判を見ていた亡くなった女性の息子は、「被告の口から何があったのか話して、責任を果たしてほしい」と心情を明かしました。
次回の裁判は8月5日で、判決が言い渡される予定です。
福岡高裁で18日に始まった控訴審。被告は、黒いスーツ、白いマスク姿で出廷。法廷には数人の遺族の姿もありました。
強盗殺人と住居侵入の罪に問われている佐藤翔一被告(40)。2020年2月宇佐市安心院町で当時79歳の女性と当時51歳の息子を包丁などで刺して殺害し、現金8万8000円を奪ったとされています。
一貫して無罪を主張する被告に対し、大分地裁は去年7月、被告に死刑を言い渡しました。
18日の裁判で被告の弁護側は、犯人が相当額の現金を奪ったことと、被告が犯人であることの2点について、事実誤認であると主張、証拠書類7点を提出しましたが、検察側は不必要とし、裁判所も証拠として認めませんでした。
裁判を見ていた亡くなった女性の息子は、「被告の口から何があったのか話して、責任を果たしてほしい」と心情を明かしました。
次回の裁判は8月5日で、判決が言い渡される予定です。