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大分のニュース
6月11日(水) のニュース
2025年6月11日(水) 20:38
「“埋葬は焼骨”条例に明記を」陳情は不採択に 日出町の土葬墓地めぐる問題
大分県日出町の住民が、埋葬を火葬に限定するよう条例の改正を求めた陳情の扱いについて町議会で審議が行われました。陳情は不採択となりました。
日出町では別府ムスリム教会が町が持つ土地にイスラム教徒向けの土葬墓地の整備を計画していました。
町は手続きを進めていましたが、2024年の町長選挙で計画の中止を訴える安部徹也町長が当選し「町有地を売らない意向」を伝えました。
そして5月住民から「国内では火葬が一般的で社会的にも受け入れられやすい」などとして「埋葬は焼骨とする」と条例に明記するよう求める陳情が出され町議会に上程されていました。
11日に開かれた町議会の福祉文教委員会では「陳情の趣旨に共感を示すが周辺住民への影響や公衆衛生の面からも時間をかけて議論されるべきだ」という声や「以前から土葬を行っていることなどから、条例改正は慎重に判断されるべき」といった意見が出されました。
採決の結果1人を除く反対多数で不採択となりました。
日出町のほかに杵築市と宇佐市でも同様の陳情書が提出されています。
日出町では別府ムスリム教会が町が持つ土地にイスラム教徒向けの土葬墓地の整備を計画していました。
町は手続きを進めていましたが、2024年の町長選挙で計画の中止を訴える安部徹也町長が当選し「町有地を売らない意向」を伝えました。
そして5月住民から「国内では火葬が一般的で社会的にも受け入れられやすい」などとして「埋葬は焼骨とする」と条例に明記するよう求める陳情が出され町議会に上程されていました。
11日に開かれた町議会の福祉文教委員会では「陳情の趣旨に共感を示すが周辺住民への影響や公衆衛生の面からも時間をかけて議論されるべきだ」という声や「以前から土葬を行っていることなどから、条例改正は慎重に判断されるべき」といった意見が出されました。
採決の結果1人を除く反対多数で不採択となりました。
日出町のほかに杵築市と宇佐市でも同様の陳情書が提出されています。