大分のニュース

ＡＩカメラなどを使ってスポーツの配信を行い、地域の活性化につなげる協定を、別府市と通信関連企業が結びました。

スポーツの映像を人手をかけることなく配信できるシステム「マチスポ」。別府市が、２０２４年１０月からの実証実験を経て正式に導入することになり、１０日、ＮＴＴ西日本大分支店とＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔとのスポーツを通じた地域の活性化に関する協定を結びました。

ＡＩ機能を搭載したカメラを・別府市民球場・実相寺サッカー競技場・別府アリーナに設置し、主催者の許諾を得た上で、スポーツ大会の映像を配信専用のサイトから発信します。

ＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔ　中村正敏社長：
「こういうサービスが普及すると、どんどん市民の方が自分たちで自由に使って楽しんでいただける。それを誰もが見られるようなサービスになっていくことを期待しています」

野球用のカメラでは、ホーム側とセンター側の２台のカメラ映像をＡＩが自動的に切り替え無人中継を可能にし、会場に来られない人たちがリアルタイムで観戦することも出来ます。

別府市専用の配信サイトは７月１日に公開される予定です。