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6月10日(火) のニュース

2025年6月10日(火) 19:44

犯罪で長女を失った男性 遺族としての思いを語る 「天国の娘と話すことも叶わぬ日々」

2005年、福岡県で起きた殺人事件で長女を失った遺族の講演会が開かれ、自身の経験を語りました。

県警や医師会などからなる、犯罪被害に遭った人たちやその家族を支援する協議会が企画し、およそ100人が参加しました。

講演会では、2005年に福岡市内の公園で当時23歳の長女を殺害された福島敏廣さんが登壇し、自身の当時の経験を伝えました。

福島敏廣さん:
「殺害された被害者家族は、愛する者に二度と会うこともできず、天国の娘と話すことも叶わぬ日々で苦しんでいるのに、犯人はなぜ簡単に面会や差し入れができるのか、納得できません。悲しい記憶を伝えていくのには覚悟がいる。しかし亡くなった人には思い出してもらうことが一番の供養だと思っている。誰かを想う誰かの想いに応えたいと思っている」

福島さんは全国で講演を行っていて、「被害者の立場からもっと意見を言えるような場を作ってほしい」と訴えました。
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