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大分のニュース
6月10日(火) のニュース
2025年6月10日(火) 19:44
【フカボリ】上岡気象予報士に聞く大雨の注意点 “危険度”判断する方法は
大雨の際に注意すべきこと上岡さんにあらためてフカボリしてもらいます。
上岡 気象予報士:
今回は、梅雨入り早々の大雨となっています。この雨で、北部や西部を中心に地盤が緩んでいる所があります。特に赤い表示の中津市・日田市・玖珠町には、土砂災害警戒情報が発表されています。北部と西部では、今夜はじめ頃まで土砂災害に警戒が必要です。
土砂災害発生の前兆となる現象を確認します。崖から水が湧き出る、小石が落ちてくる。山から唸るような音・山鳴りがしたり、川が濁り、流木が混じるといったことがあげられます。このような状況を感じた場合は、すぐにその場から避難するようにしてください。
ただ、辺りが暗くなる夜など自宅にいた方が安全な場合もあります。このあとも11日の明け方に再び雨脚が強まりそうですが、その場合は、2階以上の高い所に避難する「垂直避難」も有効です。
窓やドアの近くは土砂が流れ込んだり、川の水で浸水してしまう危険性があります。家の中でも山や崖から離れて、2階以上の高い場所で過ごすのが重要です。
そして、この先も梅雨前線の影響で雨が続きそうです。11日も、午前を中心に大雨警報が発表される可能性が高くなっています。
木曜日はいったん雨は弱まりそうですが、金曜日から日曜日にかけて再び警報級の大雨になる可能性があり、土砂災害が発生する恐れがあります。
そういった場合、自分がいる場所の危険度がどのレベルまで迫っているのかを、気象庁のHPにある「キキクル」で確認することができます。
こちらは、先ほど午後5時時点での危険度分布です。この画面は、インターネットで「気象庁キキクル」と検索すると見ることができます。
そのキキクルを見てみますと、日田市や中津市などでは赤い表示になっている部分があります。赤というのはこちらの警戒レベルの表で見ますと、警戒レベル3に相当することを示しています。
警戒レベルは5段階に分かれていて、黒のレベル5は命の危険が迫るような状況ですので、紫色のレベル4までに避難をすることが重要です。
こういった「キキクル」などを使って最新の情報を確認し、安全第一の行動を心がけましょう。
上岡 気象予報士:
今回は、梅雨入り早々の大雨となっています。この雨で、北部や西部を中心に地盤が緩んでいる所があります。特に赤い表示の中津市・日田市・玖珠町には、土砂災害警戒情報が発表されています。北部と西部では、今夜はじめ頃まで土砂災害に警戒が必要です。
土砂災害発生の前兆となる現象を確認します。崖から水が湧き出る、小石が落ちてくる。山から唸るような音・山鳴りがしたり、川が濁り、流木が混じるといったことがあげられます。このような状況を感じた場合は、すぐにその場から避難するようにしてください。
ただ、辺りが暗くなる夜など自宅にいた方が安全な場合もあります。このあとも11日の明け方に再び雨脚が強まりそうですが、その場合は、2階以上の高い所に避難する「垂直避難」も有効です。
窓やドアの近くは土砂が流れ込んだり、川の水で浸水してしまう危険性があります。家の中でも山や崖から離れて、2階以上の高い場所で過ごすのが重要です。
そして、この先も梅雨前線の影響で雨が続きそうです。11日も、午前を中心に大雨警報が発表される可能性が高くなっています。
木曜日はいったん雨は弱まりそうですが、金曜日から日曜日にかけて再び警報級の大雨になる可能性があり、土砂災害が発生する恐れがあります。
そういった場合、自分がいる場所の危険度がどのレベルまで迫っているのかを、気象庁のHPにある「キキクル」で確認することができます。
こちらは、先ほど午後5時時点での危険度分布です。この画面は、インターネットで「気象庁キキクル」と検索すると見ることができます。
そのキキクルを見てみますと、日田市や中津市などでは赤い表示になっている部分があります。赤というのはこちらの警戒レベルの表で見ますと、警戒レベル3に相当することを示しています。
警戒レベルは5段階に分かれていて、黒のレベル5は命の危険が迫るような状況ですので、紫色のレベル4までに避難をすることが重要です。
こういった「キキクル」などを使って最新の情報を確認し、安全第一の行動を心がけましょう。