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6月5日(木) のニュース

2025年6月5日(木) 19:14

【フカボリ】暑さから命を守る“熱中症一時休憩所” この夏の暑さ予想とリスクは?

熱中症の危険性が年々高まる中、県は今月から、暑さから身を守るための休憩所を設置しています。どんな場所にあるのでしょうか。

江藤アナウンサー:
「きょうも真夏日に近い気温で、少し外に出ると汗をかいてしまう暑さです。熱中症が心配な今、知っておきたいのが“熱中症一時休憩所”です」

熱中症一時休憩所は、県が民間企業などの協力を得て、6月から10月中旬にかけて設置します。

江藤アナウンサー:
「コンビニエンスストアや薬局・公共施設など県内655カ所に設置されています。中でも今年から加わったのが、大分信用金庫の店舗です」

この取り組みには今年から、3つの金融機関が初めて参加。大分信用金庫では、県内に20カ所ある全ての店舗を、一時休憩所として解放することにしました。

口座を持っていない人でもウェルカム。冷房が効いている店舗の中で、椅子に座って休憩することができます。

今回、休憩所として指定されるのにあわせて、全ての店舗にウォーターサーバーも設置しました。

大分信用金庫業務部 安田優志さん:
「(窓口を)利用するしないは問わず、体調が一番重要ですので、少しの間でも休憩に使ってもらえれば」

熱中症から命を守る一時休憩所の活用法。そして、この夏の熱中症リスクを詳しくお伝えします。

フカボリです。暑さから命を守るための「熱中症一時休憩所」。これからの時期に役立ちます。

一時休憩所は、コンビニや薬局、市役所などの公共施設のほか、今年からは3つの金融機関でも設置。5日夕方時点で県内に675ヵ所あるんです。

中にはこんな場所もあります。大分市の葬儀場、葵会館。住吉・南大分・高城・下郡の4ヵ所です。

県の担当者も、暑さから身を守るために気軽に「ちょっとひと休み」に使ってほしいと話していて、来週以降も設置場所を増やす予定、そして今後も受け入れを続けていくとしています。

ただ、どの建物が設置場所なのか、すべては把握しきれませんよね。目印になるのが、のぼり旗とポスターです。多くの設置場所でこれらが貼られています。

ポスターはマスコットキャラクターのめじろんが入ったこのようなデザインです。お店や施設の入口にこれが見えたら、休憩に入ってOKです。

また、県のHPでも一覧がありますので、事前に良く通る道沿いの店があるか確認もできます。

自分の身を守るためにぜひ活用していただきたいんですが熱中症、今年は特に注意が必要です。

気象庁の3カ月予報、九州北部の気温を見るとオレンジ色、去年より高くなる確率は60%や50%。晴れた日は30℃以上の真夏日や35℃以上の猛暑日になる日もありそうです。

気象予報士の上岡さんは、「気温が高くなればもちろん熱中症リスクも上がる。特に6~7月は曇りや雨の日が多く湿度が高いので、ムシっとする日は要注意。“のどが渇く前に水分補給”この意識を持ってほしい」ということです。

これから暑さが厳しい時期に入ります。熱中症で倒れてしまう前に「一時休憩所」、ぜひ活用してみてください。
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