大分のニュース

国東市安岐町のビワ園が、この週末にオープンします。ひとあし先に地元の幼稚園児たちが取れたてを味わいました。

海が見える山でたわわに実ったビワ。市内の障がい者サポートセンター三角ベースが運営するビワ園で、収穫時期を迎えました。園内には２５００本ほどのビワの木があり、利用者と職員が剪定や草刈りなどをして育ててきました。

冬の寒さで例年より１週間ほど実りが遅くなりましたが、ここ最近は太陽の光をたっぷり浴びて、甘いビワがなっています。一般へのオープンを前に、地元の園児１０人が訪れて、その場で取れたての味を楽しみました。

園児：
「うまいあの奥のも食べたい」
「めっちゃ甘くておいしい～」

あまりのおいしさに、１個まるまる口に入れてしまった子も。

園児６秒「種いっきに食べた、ほら」

社会福祉法人　三角ベース　荘司壽子理事長：
「ここで得た収益は、（三角ベースの）利用者の工賃となるので、みなさんの自立や社会参加に向けての手助けとなります。よかったらみなさんぜひいらしてください。お待ちしています」

今週末と来週末は一般向けにオープンし、大人１０００円でびわ狩りが出来、収益は、この福祉施設の利用者に還元されます。