大分のニュース

アメリカのトランプ政権による留学生受け入れの制限措置を踏まえ、ＡＰＵ立命館アジア太平洋大学は、アメリカで学ぶことが困難になった留学生の受け入れを表明しました。

ＡＰＵ　大澤芳樹事務局長：
「世界１００カ国以上から学生を受け入れており、本人の責任に帰さない理由で学習を継続することが困難になった場合、学習を継続できるように支援をしていこうと」

ＡＰＵと立命館大学を運営する学校法人全体としての取り組みで、アメリカの大学の学部・大学院に在籍する留学生、または留学予定者が対象です。

今年９月に、入学、転入学を選択できる特別入学試験を実施します。

希望者には無料で寮を使用できるようにするなど、それぞれの状況にあわせたサポートも検討します。

ＡＰＵ　大澤芳樹事務局長：
「アメリカのコミュニティカレッジに留学しようと考えているが、この先ビザが出るか分からないので話を聞かせてほしいといった相談が来ている。それぞれの状況を詳しく聞いて、寄り添ったかたちで支援したい」

ＡＰＵはこれまでも、戦争の激化により自国で学ぶことが難しくなったウクライナの学生を受け入れた実績があります。