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6月2日(月) のニュース

2025年6月2日(月) 20:07

【フカボリ】“政府備蓄米”大分ではいつから手に入る? 大手スーパーに聞きました

政府備蓄米の店頭販売が関東を中心に順次始まりました。
大分県内ではいつごろから買うことができるのでしょうか。

小泉進次郎 農林水産大臣:
「大手小売店の皆さまに、直接備蓄米を売り渡すことで、国民の皆さまが早く安定した価格で、これ以上の米離れを防げるように取り組んでいきたい」

随意契約された備蓄米は5キロ2000円ほどで、関東などでは5月31日から店頭販売も始まりました。

大分の街の人たちは?

60代女性:
「私は買ってみたいなと思って。政府の方できちんと保管しているようなので、一度備蓄米を食べてみたいと思ってる」

50代男性:
「最初はちょっと心配してたんですけど古いんで。テレビとか見ると美味しいとかあまり変わらないとかあるので特に気にしていない」

「令和の米騒動」とも言われ、依然価格が下がらない中、古米や古古米の放出で大分県内への影響は?

90年続く、大分市の米穀店3代目山川富弘さんは、備蓄米の流通が決まった先週から、問い合わせに変化があったと話します。

山川米穀店 山川富弘さん:
「皆さんが(備蓄米が)出るなら買い控えたのかもしれない。問い合わせはあるが、店まで入ってきて『ください』『いくらですか?』というお客さんは減った。少し落ち着いた」

大分県内では、いつごろからどこで買えるのでしょうか。

関東などではこの週末、備蓄米を求めて長い列もできていましたが、気になっている人も多いと思います。大分県内ではいつごろから買えるのか、大手スーパーなどに聞きました。

今回政府との随意契約が決定したのは、大手小売業者の61社でした。
それぞれ今後の予定を見ていきます。

イオンとコスモスは2万トン、ドン・キホーテはそれぞれ1.5万トンを申し込みました。

どちらも関東などですでに販売が始まっていますが、まだ、それ以外の地域は決まっていないということです。ただ、それぞれこのように公表しています。

イオンは、5月上旬。

具体的な販売店舗や日時はイオン九州に米が届き次第決めるそうです。
大分県内のどこか1店舗のみで販売する予定です。

続いてドン・キホーテは9日以降。
6日まで東京千葉などで販売を開始したあとに随時全国に広げていきます。

そしてドラッグストアのコスモスは、6月上旬から中旬。準備が整った店舗から販売を始めます。

一方で、時期は未定ですが準備を進めているところもあります。

それがミスターマックスとコープです。どちらも全店舗での販売を目指しています。

またトライアルのように申し込みをしたもののまだ政府の決定を待っている店もあります。

今回政府が大手の小売業者に売り渡したのは「玄米」です。

つまり政府からいち早くお米が届いてもそこからさらに精米をする必要があるんです。

話を聞いたミスターマックスの担当者も、精米作業など普段と流れが異なるため時期が読めないと話していました。

私たち消費者の手元に届くまでにはもう少し時間がかかりそうです。
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