大分のニュース

陸上自衛隊の大分分屯地で進められている弾薬庫の建設について、国に対し工事中止を申し入れるよう、近隣住民らが大分市に求めました。

大分市鴛野にある陸上自衛隊大分分屯地では、９棟の弾薬庫が新設される計画で、現在、そのうち２棟の工事が進められています。

周辺に住む市民や日本共産党の市議団が、工事の中止を国に申し入れるよう、大分市長に対して求める文書と署名を、市の担当者に提出しました。

近隣住民：
「どうしてこんなに危険なものが私たちが住むすぐそばにあるのか。住民は危険だと分かっていても、どうしていいのかわからない」

市長の代理で対応した総務課長は、「防衛については国の専管事項で、中止などを申し入れることはない。引き続き市民の不安は九州防衛局などに伝え、説明会の実施を求めていく」と答えました。