大分のニュース

警察官や検事が相次いで登場。最初の電話から半日のうちに、３００万円あまりをだまし取られました。

警察によりますと、７日昼ごろ、大分市の５０代男性のもとに三重県警の警察官を名乗る男から電話がありました。

男は電話で「マネーロンダリング事件であなたのキャッシュカードが使われている」と話し、その後、別の大阪府警を名乗る男と電話やＬＩＮＥでやりとりしていたところ、警察手帳の画像が送られ、検事と連絡を取るよう伝えられたということです。

すると、検事を名乗る男性からは「口座の名義人をチェックするため口座に金を振り込んでほしい」と言われたため、７日のうちに指定された口座に３１４万円を振り込んだということです。

男性が連絡が取れなくなったことを不審に思って警察に相談し、詐欺の被害と判明しました。警察は、「警察官が現金を預かったり確認することはない」と注意を呼びかけています。