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大分のニュース
5月2日(金) のニュース
2025年5月2日(金) 20:44
【大分】高校入試で“不適切な加点” 推薦入試のあり方を討議
不適切な加点があった高校の推薦入試。より良い入試に向けて意見を出し合いました。
佐藤アナウンサー:
「こちらの会議室で、弁護士や大学の教授など有識者を含め、およそ2時間にわたり会議が行われています」
2023年、一部の県立高校の推薦入試で、部活動を強化するために、試験で有力な中学生に点を上乗せしていたことを受けて、2024年1月、文部科学省が大分県教委に対し「不適切」と指導していました。
問題があった高校では入試のあり方を改善し国の理解を得ていましたが、県教委はさらに、より良い推薦入試のあり方を検討する会議を先月から開いています。
2回目の2日は、推薦要件の記載内容や選抜の方法などについて有識者から「調査票より面接や小論文の結果を重視」「大学入試に近い採点方法」といった他県の事例をふまえた意見が上がりました。
愛媛大学教育学研究科 露口健司教授(検討委員):
「中学生が得意とすることや強みを高校入試で積極的に評価し、より総合的な評価をしていく。大分県もそういう方向にある」
県教委は今後さらに内容を精査し2026年度の推薦入試に取り入れることを目指しています。
佐藤アナウンサー:
「こちらの会議室で、弁護士や大学の教授など有識者を含め、およそ2時間にわたり会議が行われています」
2023年、一部の県立高校の推薦入試で、部活動を強化するために、試験で有力な中学生に点を上乗せしていたことを受けて、2024年1月、文部科学省が大分県教委に対し「不適切」と指導していました。
問題があった高校では入試のあり方を改善し国の理解を得ていましたが、県教委はさらに、より良い推薦入試のあり方を検討する会議を先月から開いています。
2回目の2日は、推薦要件の記載内容や選抜の方法などについて有識者から「調査票より面接や小論文の結果を重視」「大学入試に近い採点方法」といった他県の事例をふまえた意見が上がりました。
愛媛大学教育学研究科 露口健司教授(検討委員):
「中学生が得意とすることや強みを高校入試で積極的に評価し、より総合的な評価をしていく。大分県もそういう方向にある」
県教委は今後さらに内容を精査し2026年度の推薦入試に取り入れることを目指しています。