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4月23日(水) のニュース

2025年4月23日(水) 20:05

【大分】インバウンド向けライドシェア 長野市長も運転手に“名乗り” 別府市

別府市が大分県内で初めて導入する、自家用車を使ったライドシェアが来週月曜日に始まります。対象はインバウンド向け。長野市長もドライバーの1人として意欲を見せています。

長野恭紘別府市長:
「配車も出来ない、バスにも乗れないという環境になった時、私ならそういう場所には、親切じゃない場所には、2度と行かない。別府のことを嫌いになるような観光客がいなくなるように、1人でもそういう思いをする人がいてドライバーが私1人しかいなければ、Uberで迎えに行く、GOで迎えに行く。本当にそう思っている」

別府市は、インバウンド客の急増でタクシーやバスが混雑し市民の移動に影響が出ています。

その公共交通の混雑を少しでも減らそうと、市は、ゴールデンウィークを間近に控えた来週月曜日から自家用車を使って目的地まで送り届ける「湯けむりライドシェアGLOBAL」を始めます。

ターゲットとなっているインバウンドのシェアが高い「Uber」など2種類の配車アプリを導入します。

タクシー運賃相当額に迎車料1000円と高めの価格設定です。

委託契約を結ぶドライバーについて市は、22日までに87人の応募があったと発表しました。中には市の職員37人に加えて、長野市長も入っています。

国土交通大臣認定の安全講習を受ける必要があり、開始日の登録者は60人ほどになると見込んでいます。

長野恭紘別府市長:
「講習実技も含めた講習をしっかりとするライドシェアの保険もあるし、ドライバーがそもそもこのレベルの最低保証の保険に入ってないといけないという前提条件も作っている。みなさんにご理解ご安心いただきたい」

このライドシェアは、別府市内発着の移動に使うことができ、市によりますと自治体のライドシェアで24時間365日対応することや、シェアの高いアプリを2つ導入することは全国的に見ても先進的です。

来週月曜日、別府公園で出発式が予定されています。
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