NEWS
大分のニュース
4月16日(水) のニュース
2025年4月16日(水) 20:24
【大分】県の人口は全国34位 30年連続で減少 県の対策は?
日本の人口が大幅に減っています。その数、1年間で約55万人。大分県内でも減り続けることが予想されていて、県が危機感を強めています。
大分県の対策を見ていきます。改めて、総務省が14日に公表した全国の人口推計によりますと、2024年10月時点最も多い東京都は1417万人。前の年より9万人以上増えています。
一方で、大分県は全国34位で、約108万人。働き手などが県外に出た影響で前の年より1万人以上減りました。
大分の人口は今後も減り続ける予想で、いまから25年後の2050年には84万人にまで減ると見込まれています。このまま減り続けると高齢者が増える一方、働き手は増えません。
また、医療体制の維持が困難になることや人材不足、事業が続けられなくなるなどその影響は計り知れません。
人口減少を止めるには出生数を増やすことが重要ですが、一方で、県外からの移住者を増やすことも対策のひとつです。
県外からの移住者数は、2014年度には292人だったのが2023年度には1714人を数えました。
県が取り組んでいるのがスキルアップ支援事業です。移住してくることを条件に、無償で資格を受けられるほか転職先の紹介などを手助けします。
2024年度までの4年間で、ITの資格を取って大分県内に移住してきた人は、104世帯の150人で、そのうち20~30代が7割を占めていました。
主に県内のWEBデザインや広告の会社などで働いています。
2025年度からは、ITではなくいま人気のファイナンシャルプランナーの資格を対象とした募集を、5月から始めたいとしています。
そしてもうひとつの取り組みが「支援金の拡大」です。
大分県独自で、東京都以外からの移住者に対し、子ども1人あたり、2024年度まで30万円だった支援金を、2025年度から50万円に引き上げる方針です。
このように、様々な対策で人口減少を食い止めようとしていますが、大分だけの問題ではありませんので全国的な取り組みが必要です。
大分県の対策を見ていきます。改めて、総務省が14日に公表した全国の人口推計によりますと、2024年10月時点最も多い東京都は1417万人。前の年より9万人以上増えています。
一方で、大分県は全国34位で、約108万人。働き手などが県外に出た影響で前の年より1万人以上減りました。
大分の人口は今後も減り続ける予想で、いまから25年後の2050年には84万人にまで減ると見込まれています。このまま減り続けると高齢者が増える一方、働き手は増えません。
また、医療体制の維持が困難になることや人材不足、事業が続けられなくなるなどその影響は計り知れません。
人口減少を止めるには出生数を増やすことが重要ですが、一方で、県外からの移住者を増やすことも対策のひとつです。
県外からの移住者数は、2014年度には292人だったのが2023年度には1714人を数えました。
県が取り組んでいるのがスキルアップ支援事業です。移住してくることを条件に、無償で資格を受けられるほか転職先の紹介などを手助けします。
2024年度までの4年間で、ITの資格を取って大分県内に移住してきた人は、104世帯の150人で、そのうち20~30代が7割を占めていました。
主に県内のWEBデザインや広告の会社などで働いています。
2025年度からは、ITではなくいま人気のファイナンシャルプランナーの資格を対象とした募集を、5月から始めたいとしています。
そしてもうひとつの取り組みが「支援金の拡大」です。
大分県独自で、東京都以外からの移住者に対し、子ども1人あたり、2024年度まで30万円だった支援金を、2025年度から50万円に引き上げる方針です。
このように、様々な対策で人口減少を食い止めようとしていますが、大分だけの問題ではありませんので全国的な取り組みが必要です。