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4月16日(水) のニュース

2025年4月16日(水) 20:24

【大分】今年2度目の“お手柄” 特殊詐欺を未然に防止 臼杵市のコンビニ

高齢者を中心に、特殊詐欺の被害がいまも相次いでいますが、臼杵市にあるコンビニエンスストアでは今年に入って2度も詐欺の被害を防ぎました。「こまめな声掛け」が徹底されているお店です。

石田秀樹さん:
「プリペイドカード売り場に案内して、こちらになりますのでおいくらくらいですか、と聞いたら、10万円とのことだった。パソコンが乗っ取られているとのことで、詐欺の可能性が高いので、警察に相談した方がいいですよと」

ローソン臼杵祇園店スタッフの石田秀樹さん、65歳。3月、来店した60代男性に声を掛けて特殊詐欺からの被害を防ぎました。
石田さんには16日、臼杵・津久見警察署から感謝状が贈られました。

実はこちらのコンビニエンスストア、別のスタッフも1月に20万円分の電子マネーを購入しようとした男性客に声を掛けて被害を防ぎました。

なぜ2度も防ぐことができたのか。スタッフ全員の日ごろからの心掛けがありました。

ローソン臼杵祇園店 前田孝美店長:
「電子マネーカードを購入するお客様には、必ず大丈夫ですか?と声かけるように、みんなで努めている」

臼杵津久見警察署生活安全課 松本知久課長:
「特殊詐欺非常に多く発生している。電話でお金を要求されたら、詐欺を疑ってもらって、家族や警察に相談してほしい」

大分県警によりますと、2025年に入って15日までに、県内では101件の特殊詐欺事件が起きていて、被害総額は1億9000万円あまりにも上っています。

ローソン臼杵祇園店 石田秀樹さん:
「防げたことは大変良かった。お客さんにとっても店舗にとっても良かった」
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