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大分のニュース
4月9日(水) のニュース
2025年4月9日(水) 21:18
【特集】狙いは市の活性化 “佐伯硬式野球団”誕生
この春、佐伯市に社会人の硬式野球チームが誕生しました。目標は「全国大会の出場」だけではありません。動き出したチームに密着しました。
今回のチームの誕生は「佐伯に活気を呼び戻す」という思いも込められています。
発足にはこんな背景がありました。
「佐伯から若者が離れてしまい人手不足になってしまう」という地元企業の声です。
佐伯市内の20代の人口は10年前は5964人でした。
しかし2025年3月末時点で、4017人と、2000人近くも減っています。
一方で、野球に打ち込む学生からはこういった声も上がっています。
「高いレベルの社会人野球に挑戦したい。しかし学生野球とは違って社会人チームは選手の入れ替わりが少なく新たに受け入れてくれるチームが多くない」
資金がある強豪チームでも、新入団は数人だけというところも少なくありません。
そこで、地元企業と社会人野球に挑戦したいという学生を引きあわせたのが新しく発足した佐伯市硬式野球団でした。
球団には、コンクリートメーカーや病院など12の地元企業や団体が出資しています。選手は今月から、それぞれの企業で働きながらプレーをしています。
チームの当面の目標は全国大会出場です。社会人野球には「都市対抗」と「日本選手権」という2つの大きな大会があります。
「都市対抗」は8月下旬、東京ドームで開催されます。
大分県勢としては70年以上前の1949年に別府市の星野組が優勝しています。
そして「日本選手権」は、10月下旬に京セラドーム大阪で行われます。
夏の都市対抗の予選が12日から佐賀県で始まり、一次予選には九州各県からおよそ30チームが参加します。その予選で2連勝すれば、代表を決める二次予選に進むことができます。
トーナメント制で30チームから本戦に出られるのは2チームのみです。
今回のチームの誕生は「佐伯に活気を呼び戻す」という思いも込められています。
発足にはこんな背景がありました。
「佐伯から若者が離れてしまい人手不足になってしまう」という地元企業の声です。
佐伯市内の20代の人口は10年前は5964人でした。
しかし2025年3月末時点で、4017人と、2000人近くも減っています。
一方で、野球に打ち込む学生からはこういった声も上がっています。
「高いレベルの社会人野球に挑戦したい。しかし学生野球とは違って社会人チームは選手の入れ替わりが少なく新たに受け入れてくれるチームが多くない」
資金がある強豪チームでも、新入団は数人だけというところも少なくありません。
そこで、地元企業と社会人野球に挑戦したいという学生を引きあわせたのが新しく発足した佐伯市硬式野球団でした。
球団には、コンクリートメーカーや病院など12の地元企業や団体が出資しています。選手は今月から、それぞれの企業で働きながらプレーをしています。
チームの当面の目標は全国大会出場です。社会人野球には「都市対抗」と「日本選手権」という2つの大きな大会があります。
「都市対抗」は8月下旬、東京ドームで開催されます。
大分県勢としては70年以上前の1949年に別府市の星野組が優勝しています。
そして「日本選手権」は、10月下旬に京セラドーム大阪で行われます。
夏の都市対抗の予選が12日から佐賀県で始まり、一次予選には九州各県からおよそ30チームが参加します。その予選で2連勝すれば、代表を決める二次予選に進むことができます。
トーナメント制で30チームから本戦に出られるのは2チームのみです。