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4月4日(金) のニュース

2025年4月4日(金) 20:17

【大分】寿命?病気?ソメイヨシノ満開になるも異変

毎年の花見はどうなってしまうんでしょうか。
そもそもソメイヨシノは江戸末期に作られて明治以降、全国に広がりました。

実は一本の原木のクローンで、成長が早く、環境に順応するというのが特徴です。

一方で、デメリットもあります。傷がつくと腐り空洞になりやすい。白アリなど害虫に食べられやすい。病気に弱いなどです。

例えば「テング巣病」といって花が咲かない小枝が密集して生えて枝を枯らしてしまうものもあります。

サクラがなくなってしまう事態を防ぐために、今回取材した公園では3年前から100本ずつ植え替えをしています。植えてから3年ほどで開花するといいます。

日本樹木医会県支部の田辺さんは「お花見ができなくなることはない世代交代を進めている」といいます。

植え替えられている品種としてはこちら「大島桜」。大輪の白い花で一重咲き。葉と花が同時に見られるのが特徴で、葉は桜餅にも使われます。

次に、神代曙。やや濃い色でテング巣病にかかりにくいのが特徴です。

では私たちに出来ることはないんでしょうか。まず、花見をするときは根元を踏み固めないこと。土が固められると呼吸作用が衰え根腐れの原因になります。
そして、もし花見会場で募金を募っていたらぜひ協力をしてほしいです。

木の管理にも人手や肥料などの資金が必要で、金銭的な支援がサクラを守ることにつながります。
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