12:39 更新
金融機関の職員が結婚を装った詐欺を防いだとして警察から感謝状を贈られました。
大分みらい信用金庫の久保田亜美さんは、4月15日、来店した女性客から700万円のローンを組みたいと相談を受けました。
「SNSで医師を名乗る男と知り合い結婚の約束をした。結婚相手に送る」と女性が話したことから、久保田さんら職員がロマンス詐欺を疑い警察に通報し、被害を防ぐことができました。
久保田亜美さん
「SNSで知り合った人に振り込む点や、ビットコインで振り込むという点が怪しいと思った。一歩踏み込んだヒアリングでお客様の大切な預金を守っていきたい」
警察によりますと2024年、大分県別府市では3月末時点で3件のロマンス詐欺が発生していて被害額は9800万円余りに上ります。
また久保田さんのほかに、大分みらい信用金庫の職員4人が特殊詐欺被害を防いだとして感謝状を贈られました。