19:00 更新
大型観光キャンペーンの目玉のひとつ新しい観光列車がお披露目されました。
4月から始まった福岡・大分デスティネーションキャンペーンとともに走り出す新しい観光列車「かんぱち・いちろく」
湯布院などを経由して博多と別府を約5時間で結び、車内では日ごとに違うシェフが手がける料理が楽しめるのも魅力の一つです。
久大線のルート実現などに貢献した2人から名づけられ子孫も出席して列車の完成を祝いました。
浅見アナ
「黒一色で重厚感のある車両です。車体の横を見ると、金色の丸のデザインがあります。
これは久大線の路線図をイメージしています。下には大分・古国府・南大分と大分の駅名が書かれています」
3両編成で1号車は大分・別府の自然がモチーフ。
赤いソファで火山や温泉を、青いじゅうたんで大分の川を表現しています。
幅広い年代の人が快適に座れるよう、座席は3種類あります。
浅見リポ
「2号車はラウンジです。ながーい日田杉の一枚板が使われています」
2号車では飲み物を飲みながら大きな窓に映る四季折々の景色が堪能できます。
またこの列車の大きな見どころは至るところに飾られているアート。
福岡・大分にゆかりのあるアーティストが沿線の歴史や自然などをテーマに制作しました。
BEPPUPROJECT 中村恭子代表理事
「コンセプトは物語の入り口に連れて行く。
乗客の皆さんが主人公として想像力を膨らませるような作品をアーティストがすべて新しく作った」