12:20 更新
日田市と玖珠町の小中学校などで4月から学校給食のパンが提供できない見通しとなっている事が分かりました。
大分県内各市町村の給食に食材などを提供している県学校給食会は、日田市と玖珠町にパンの供給を行っていた日田市の業者について「安定供給が難しい」と判断し、4月からの契約を見送りました。
3月までは日田市内の公立小中学校と支援学校あわせて31校におよそ5500食分のパンが週に2回、玖珠町には7校およそ1100食分が週に1回届けられていました。
4月から当面の間、パンに代わりご飯が提供される見通しです。
県学校給食会は契約を結ばない理由について「会社の運営に不安があり、安定供給が難しいと判断した」としています。
日田市学校給食課は「一刻も早くパンを提供できるようにしたい」としていて、県内外含めて供給先を検討するとしています。