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津久見市役所の新しい庁舎をめぐる住民投票が21日投開票され、津久見港の埋立地に新たに建設する案が賛成多数となりました。
津久見市役所は建設から60年以上が経ち、老朽化による耐震性が問題となっていて、住民投票では市民がその移転先を選びました。
当初計画されていた津久見港の埋め立て地に新たに建設する案と、2023年の市長選で初当選した石川市長が打ち出した第二中学校の跡地などを活用して庁舎を分ける案の2つです。
21日投開票が行われ、「新たに建設する案」が5770票、「中学校などを活用する案」が2669票で、「新たに建設する案」が2倍以上の票を集め賛成多数となりました。
石川正史 津久見市長
「多くの方にご賛同いただけなかったことは残念と思っています。第二中学校の案のメリットをお伝えしきれなかったところがあると思っています
津久見市議会 黒木章三議長
「多くの方に理解していただいたかなと思っています。どのように進めば落札していただけるのかこれから市長がしっかり考えて議会に提出していただく」
投票率は63・13%で成立の基準としていた半数を上回りました。