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客の預金1億円あまりを横領したとして業務上横領の罪に問われていた朝銀西信用組合の元支店長に懲役4年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
判決によりますと、コン・イルナン被告(50)は2022年6月から2023年1月までの間、預金の払い戻し手続きを装いおよそ1億1000万円を部下に出金させ横領した業務上横領の罪に問われています。
4月9日の判決で大分地裁の辛島靖崇裁判官は「支店長の立場を悪用しギャンブルに使うため犯行に及んだことは強い非難に値する」と指摘しました。
一方で、被害の一部をすでに弁償し今後も弁償の見通しがあることなどから、懲役7年の求刑に対して懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡しました。