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大分のニュース

11月21日(火)

【大分】東九州新幹線の調査進む

20:01 更新

福岡から大分を通り鹿児島までを結ぶ東九州新幹線の実現に向けて、大分県が2つのルートを比較した調査結果を公表しました。

大分県は4月から福岡-大分間について日豊線と久大線ルートそれぞれの乗車時間や事業費の試算を進めてきました。2023年1月に開催されたシンポジウムでこれまで想定していた日豊線のルートではなく久大線ルートでの実現を求める声が登壇者から上がったことをきっかけに調査に取り掛かったということです。

佐藤知事
「この区間(福岡ー大分)にあと2つぐらい駅が出来ることを想定して計算している。少し日豊線の方が(費用対効果)が大きいがほぼ同等と見ていいのでは」

大分県や18市町村、県内の経済団体などは2016年から期成会を作り機運を高めるためにシンポジウムなどを開いています。

東九州新幹線とは福岡を起点に大分、宮崎を通り、終点の鹿児島まで総延長380キロメートルを結ぶ路線のことです。

大分県は博多までの2つのルートの比較調査を進めています。大分と北九州を結ぶ「日豊線ルート」と大分と鳥栖を結ぶ「久大線ルート」です。ではこの2つにどのような違いがあるのでしょうか。

まずは所要時間です。
現在大分から博多までは約2時間、大阪までは4時間以上かかります。それが新幹線が通るとこう変わります。日豊線ルートなら博多まで47分、大阪まで約3時間半。
久大線ルートなら博多まで46分大阪までは4時間強です。博多まではいずれも1時間以上の短縮となります。新大阪に向かう場合は日豊線ルートなら50分程度早くなります。

大分県は事業費の推計も発表しました。
概算事業費はそれぞれ8千2百億円前後です。久大線ルートはトンネルの割合が7割を超えていることから日豊本線に比べて事業費がかかる想定となっています。

佐藤知事は「今の段階でルートまで決めておく必要があるかは議論する必要がある。年明け以降に県民向けの説明会の場を設けたい」としています。

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