21:07 更新
4月21日の住民投票から3日。
津久見市役所の新しい庁舎を建てる予算案が市議会で可決されました。
津久見市 石川市長
「住民投票の結果を尊重し、津久見港埋め立て地への新庁舎建設事業を推進するため、新庁舎建設工事費などの関係予算を計上するものであります」
24日開かれた臨時市議会で、新しい庁舎の建設費41億5000万円あまりの予算案が提出され賛成多数で可決されました。
2023年10月の議会で一度予算案が提出され継続審議となっていましたが、それよりもおよそ1億2000万円増えています。
その理由として、市は建築資材が高騰していることと人件費を増やしたためと説明しています。
建設費のうちおよそ25億円は国の補助金でまかない、残る16億円あまりを市が負担します。
新しい庁舎については津久見港の埋め立て地に新しく建てる案と閉校した中学校などを活用する案どちらを支持するか21日に住民投票があり埋め立て地案が賛成多数となりました。
津久見市は、6月中旬に落札業者を決めたい考えで、8月に工事をはじめ2026年3月の完成を目指します。