地熱TV プロジェクト

地熱TVプロジェクト

MISSON

持続可能な社会の実現を目指して、大分に根付いた企業として何ができるのかを模索し、実行する。

これまでの活動

地熱TVエネルギーの地産地消を目指して

2023年、OABでは「地熱TVプロジェクト」をスタートさせました。実は、大分県は再生可能エネルギーの宝庫で、地熱発電の発電量・供給量が日本一。特に温泉のまち別府市は、日本で初めて地熱発電が始まった場所でもあり、全国でつくられる地熱由来の電気のうち4割が大分県内で生み出されています。

一方、OABの現状は、緊急時の情報インフラという性質上、24時間365日、放送をしていない夜間でも機材を動かさなくてはならず、多くの電気を使っています。まずは、自分たちでエネルギーの地産地消を実践していこうと、OAB本社本館で使う電気を、日本最大級の地熱発電所・八丁原発電所(九重町)でつくられた地熱由来の再生可能エネルギーにすべて切り替えました。これにより、年間586トンのCO2削減を実現しています。 また、再生可能エネルギーや脱炭素社会をテーマにしたシリーズ特集をニュースで放送しているほか、子どもたちを対象とした出前授業の開催など、様々な取り組みをしています。

2050年の「カーボンニュートラル達成」を目指して、これからも、持続可能な社会を考えるきっかけを作りながら、自らも動き、地域の課題解決に取り組んでいきます。

地熱発電をもっと知ってほしい!県の事業を2年連続受託

フードバンクの風景

2025年度も大分県から「地熱発電等理解促進事業」を受託し、地熱発電の魅力PRに取り組んでいます。

2024年度は、「地熱ゼミナール」と題して、子どもから大人まで幅広い世代に、地熱を身近に感じてもらうミニ番組を制作・放送。 また、秋のOAB大感謝祭では、「おおいた地熱シンポジウム2024」を開催。ジオサーマルアンバサダー(地熱大使)としての肩書を持つアルピニストの野口健さんやタレントのココリコ・田中直樹さんをゲストに迎え、地熱の可能性や大分の未来について議論を交わしました。

フードバンクの風景

会場外では、温泉染めの体験や足湯、巨大パネルなどを準備し、電気だけでなく、食や温泉など様々な恩恵をもたらす地熱の魅力を体感できるブースも展開しました。この他にも、子ども達にもっと地熱に興味を持ってもらおうと、硫黄山を目指すトレッキングツアーをや小学校での出前授業、事業者向けには地熱の利活用を学んでもらうバスツアーも行いました。

2025年は地熱発電が別府から始まった100年の節目の年。番組の制作・放送のみならず、シンポジウムや見学ツアーなど、より多くの県民に‟地元の宝“を知ってもらう企画を実施していきます!

子ども食堂応援キャンペーン地域の課題を探り、伝え、自ら支える

OABでは、2022年に「私もできる、ふるさとのために」というテーマでSDGs宣言をしています。そんな中、持続可能な社会のために、まず地域社会が抱える問題に対してアプローチしたのが「子ども食堂応援キャンペーン」です。

子ども食堂は元々、貧困家庭や孤食の子どもに食事を提供する場所でした。しかし、少子高齢化や人口減少、地域社会の変容などの影響もあり、地域住民がつながる場にもなるなど、役割が多様化しています。まずは、この現状を伝えようと「笑顔のおむすび」と題して、シリーズ企画をニュースで放送。これまで50回以上にわたって、子ども食堂のリアルを伝えてきました。また、自身の飲食店で子ども食堂を開催しているタレントのはるな愛さんや、子ども食堂を運営する方、地域福祉の専門家らと共に、地域課題と子どもたちを取り巻く環境について考える特別番組も制作・放送しました。

食堂を運営する方や支える自治体、利用者など、様々な方面から取材を重ねると、課題も見えてきました。寄付された食品の流通です。家庭で使わない食品を企業等が寄贈し、 必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する「フードバンク」という取り組みがあり、ボランティアなどの善意で支えられている多くの子ども食堂にとって、必要不可欠な支援です。一方、フードバンクがあるのは大分市のみで、遠方の子ども食堂では、食料の受け取りをしたくてもできない状況がありました。そこでOABでは、県社会福祉協議会や自治体と協力し、OAB社員がフードバンクから預かった食料を子ども食堂に届ける活動を始めました。現在は、月一度のペースで実施しています。

フードバンクの風景

ほかにも、弊社主催のイベントでフードドライブコーナーを設けたり、番組内で米作りをし、収穫した360キロの米をフードバンクに寄付したりと、様々な動きを展開しています。これらの取り組みが評価され、2023年には、日本民間放送連盟賞 特別表彰部門「放送と公共性」で優秀賞を受賞することができました。

RECRUIT -採用情報-

前回の採用スケジュール

ステップ1 募集開始(エントリーはマイナビから) ステップ2 書類選考 ステップ3 一次選考 ステップ4 一次選考

※ 掲載されているスケジュールは変更となる場合があります。ご了承ください。

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