大分のニュース

県警が飲酒運転の発生状況をまとめました。忘年会シーズンを前に、警察は警戒を強めています。

県警によりますと、今年の飲酒運転の検挙件数は、１０月末までに２２５件。すでに去年１年間の件数を上回っています。

このうち自転車による飲酒運転が７８件を占めています。

自転車の飲酒運転については、去年１１月から酒気帯び運転の罰則が適用され、取り締まりが強化されています。

■県警　後藤和樹交通部長
「アルコールは少量でも脳の働きを麻痺させる。安全運転に必要な情報処理能力や判断力などが低下し、交通事故につながる危険性が高くなる」

県警は「交通指導や取り締まりを強化し、悪質で危険な飲酒運転の根絶に努める」としています。