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大分のニュース
7月21日(月) のニュース
2025年7月21日(月) 19:11
立憲・吉田忠智さんが返り咲き 白坂さん議席守れず 野中さんは躍進 結果を受け県民の受け止めは
20日に投開票された参議院議員選挙。大分選挙区は立憲民主党の吉田忠智さんが国政復帰を果たしました。
■吉田忠智さん:
「ご尽力いただいたすべてのみなさんにまずお礼を申し上げます。有権者のみなさんに訴えていた課題をしっかり前に進めていきます」
5人が争った大分選挙区は、立憲民主党の吉田忠智さんが、およそ1万4000票差で次点の自民党・白坂亜紀さんを破り当選。
2023年の参院補選で白坂さんに僅差で敗れた雪辱を果たし、比例と合わせて通算3回目、選挙区では初めての当選です。
連合大分が推薦、国民民主党・社民党の県組織が協力し、共産党が「支持」する野党共闘体制で選挙戦を展開しました。
■吉田忠智さん:
「大分選挙区の1議席は、今後の政治を変えていく象徴的な意味のある勝利。野党が大きく議席を増やす。他の野党のみなさんとも共通する政策はしっかり共闘してやれると思っている」
■白坂あきさん:
「逆風の中、皆さまには力強く応援をしてもらいましたがこのような結果になってしまった。心よりお詫び申し上げます」
小泉農水大臣が2度、駆け付けるなど大物議員が次々に来県し、支持拡大を図った自民党の白坂亜紀さん。
しかし自民党政権への逆風をはねのけることはできず、議席を守ることはかないませんでした。
全国的に大きく躍進した参政党。野中しんすけさんは、目標としていた7万5000票を大きく上回る10万6000票あまりを獲得し、「次につながる選挙だった」と支援者に挨拶しました。
■野中しんすけさん:
「大分県のみなさんから多くの期待を参政党にいただいていると伝わった」
投票率は58.98%で、3年前の参院選に比べると6ポイント高くなりました。
全国的に与党が議席を減らし、野党が躍進した今回の選挙。この結果を県民はどう受け止めているのか、聞きました。
■大分市60代:
Q.与党が過半数届かなかったが
「やっぱり、という感じ。私たちみたいな一般高齢者には分かりづらい。何をしたいのか」
■竹田市65歳:
「石破さんはよくやっている。今のところは良くもないし悪くもない。それが1番良いんじゃないですか」
当選した吉田さんに子育て世代が期待することは。
■2人の娘の母(40代):
「長期休暇中の(子どもの)預かりの無償化。民間の学童(を利用している)今年の4月でどこも値上がりした」
90代の母親を介護するこちらの女性が期待することは。
■大分市60代:
「例えば介護施設に入れたいと思っても、母の年金だけでは足りなかったら、いろんなところから持ち出ししないといけない。年金だけでも何とかやっていけるような制度を作ってもらえると助かる」
2020年7月の豪雨で川が氾濫し、甚大な被害を受けた由布市の湯平温泉では、「地方創生」を望む声が聞かれました。
ゆのひらんプロジェクト 金子裕次代表:
「都会では再開発しているけれども、湯平みたいな小さな町では疲弊している。ちょっとの金額を少し予算付けてくれたらいくらでもよくなる。我々だけじゃどうしようもない。
一生懸命まちづくりをしててもなかなか行き届かない」
■吉田忠智さん:
「ご尽力いただいたすべてのみなさんにまずお礼を申し上げます。有権者のみなさんに訴えていた課題をしっかり前に進めていきます」
5人が争った大分選挙区は、立憲民主党の吉田忠智さんが、およそ1万4000票差で次点の自民党・白坂亜紀さんを破り当選。
2023年の参院補選で白坂さんに僅差で敗れた雪辱を果たし、比例と合わせて通算3回目、選挙区では初めての当選です。
連合大分が推薦、国民民主党・社民党の県組織が協力し、共産党が「支持」する野党共闘体制で選挙戦を展開しました。
■吉田忠智さん:
「大分選挙区の1議席は、今後の政治を変えていく象徴的な意味のある勝利。野党が大きく議席を増やす。他の野党のみなさんとも共通する政策はしっかり共闘してやれると思っている」
■白坂あきさん:
「逆風の中、皆さまには力強く応援をしてもらいましたがこのような結果になってしまった。心よりお詫び申し上げます」
小泉農水大臣が2度、駆け付けるなど大物議員が次々に来県し、支持拡大を図った自民党の白坂亜紀さん。
しかし自民党政権への逆風をはねのけることはできず、議席を守ることはかないませんでした。
全国的に大きく躍進した参政党。野中しんすけさんは、目標としていた7万5000票を大きく上回る10万6000票あまりを獲得し、「次につながる選挙だった」と支援者に挨拶しました。
■野中しんすけさん:
「大分県のみなさんから多くの期待を参政党にいただいていると伝わった」
投票率は58.98%で、3年前の参院選に比べると6ポイント高くなりました。
全国的に与党が議席を減らし、野党が躍進した今回の選挙。この結果を県民はどう受け止めているのか、聞きました。
■大分市60代:
Q.与党が過半数届かなかったが
「やっぱり、という感じ。私たちみたいな一般高齢者には分かりづらい。何をしたいのか」
■竹田市65歳:
「石破さんはよくやっている。今のところは良くもないし悪くもない。それが1番良いんじゃないですか」
当選した吉田さんに子育て世代が期待することは。
■2人の娘の母(40代):
「長期休暇中の(子どもの)預かりの無償化。民間の学童(を利用している)今年の4月でどこも値上がりした」
90代の母親を介護するこちらの女性が期待することは。
■大分市60代:
「例えば介護施設に入れたいと思っても、母の年金だけでは足りなかったら、いろんなところから持ち出ししないといけない。年金だけでも何とかやっていけるような制度を作ってもらえると助かる」
2020年7月の豪雨で川が氾濫し、甚大な被害を受けた由布市の湯平温泉では、「地方創生」を望む声が聞かれました。
ゆのひらんプロジェクト 金子裕次代表:
「都会では再開発しているけれども、湯平みたいな小さな町では疲弊している。ちょっとの金額を少し予算付けてくれたらいくらでもよくなる。我々だけじゃどうしようもない。
一生懸命まちづくりをしててもなかなか行き届かない」