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【路線バス前面展望】#9 大分バス 法勝台線(県庁正門前→法勝台→大分駅前)

大分バスが3月に導入したEVバス「EVのるっちくんバス」で行く路線バスの旅。第2弾は大分県庁から明野団地・法勝台団地を経由して県庁・大分駅前へと戻る循環路線・法勝台線です。
明野団地は大分臨海工業地帯に進出した企業の社宅用地として1960年代に造成、企業の大規模な社宅が建設され、大分県内最大の住宅団地となりました。近年、企業の社宅廃止が相次ぎ特徴的な四角い集合住宅は数を減らしましたが、跡地にマンションや戸建て住宅が建設され、明野団地は今なお県内最大の住宅団地の地位を保っています。法勝台団地は明野団地の麓に広がる住宅地で、近くの幹線道路の喧騒が嘘のような閑静な住宅地です。バスはこの二つの団地を経由したあと、来た道を戻るルートで県庁と大分駅前へと向かいます。

前回(#8)に続いて乗車する「EVのるっちくんバス」は、導入から半年が経過し、すっかり大分市民にお馴染みの存在となりました。その近未来的なデザインの車体は、大分市の風景に違和感なく溶け込んでいるように思えます。モーターが生み出す強力なパワーによって団地へ向かう急坂も楽々と走行、エンジンが発する音と振動のない乗り心地はとても快適でスムーズです。大分の歴史の証人ともいえる大規模団地を時代の最先端をゆくEVバスが快走する様子は、まさに歴史的な光景。皆さんも歴史の目撃者になってください。

[撮影]2025年6月
[車両]大分 200 い1(EVモーターズ・ジャパン製 F8 series2-City Bus)
[協力]大分バス株式会社
[制作]大分朝日放送デジタルコンテンツプロジェクト
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