17日夜、豊後水道で起きた地震で、大分県内でも震度5弱を観測しました。2人がけがをしています。
17日午後11時14分豊後水道を震源とする地震がありました。
愛媛県と高知県で震度6弱を観測したほか、県内では佐伯市と津久見市で震度5弱、大分市や臼杵市など8つの市と村で震度4を観測しました。津波の発生はありませんでした。
県は災害警戒本部を設置。
大分市の70代の女性がベッドから落ち、津久見市の80代の男性が家の中で転倒してこれまでに2人がけがをしました。
どちらも病院に運ばれましたが軽傷です。
津久見市では市道の脇の石垣が崩れました。
けが人はいません。
JRは17日夜、日豊線の別府ー大神間で運転を見合わせましたがけさの始発から通常運転しています。
「結構揺れた水や油がこぼれた」
「びっくりしますよね。動けなくなる。いざとなったら」
大分地方気象台は「揺れの強かった地域では落石やがけ崩れが起こりやすくなっている。
今後1週間程は、強い揺れに注意してほしい」と呼びかけています。