御嶽山噴火から5年､40年以上強力(ごうりき)を務めてきた男性は行方不明の5人を見つけ出し家族の元に帰すため独自の捜索を行っている｡それが自らの使命と信じて｡

◇番組内容
死者･行方不明者63人を出した御嶽山の噴火災害から5年｡神が鎮まる山とされ､平安時代から信仰の対象とされてきたその山の麓で40年以上､強力(ごうりき)として生きてきた男性がいる｡数十kgの荷物や時には人も背負って､標高3000m超の山頂を幾度となく目指してきた｡噴火当日は偶然山にいなかったが､普段通り登っていたならば､無事にいられただろうか―と振り返る｡

◇番組内容2
｢お山｣と呼んで親しんできた御嶽山の悲劇を前に自分にできることは何か…｡行きついた答えは､いまだ行方不明の5人を見つけ出し家族の元にかえすことだった｡家族の証言や写真､豊富な知識と経験に基づき噴火当日の不明者の行動を解析｡行政による捜索が打ち切られた後も独自の捜索を試みてきた｡それが山に生きる自分の使命なのだと信じて｡｢最後の強力｣と呼ばれる男性の生き様と､行方不明者捜索への思いを描く｡

◇ﾅﾚｰﾀｰ
永瀬正敏

◇制作
長野朝日放送

【ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ】倉島崇志
【ﾃﾞｨﾚｸﾀｰ】仁科賢人

◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/