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今回、緑の授業を行った「東稙田小学校」は大分市街地の南部、大分自動車道の光吉インター近くにあり、周りは大型団地などに囲まれた、130年以上の歴史を持つ児童数約600人の大規模小学校です。
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今回は、5年生3クラスの皆さんとの植樹です。この日はとても天気が良く、過ごしやすい気候で、校舎と校舎の間の花壇に交代でハナミズキ(ピンク)を植樹しました。守長インストラクターからハナミズキの由来や木の特徴を聞いた後、大人数にもかかわらず、穴掘り、植樹、埋め戻しを短時間で手際よく終えました。
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天気も良かったので、緑の授業は校庭の東端に並ぶ樹木の傍で行いました。さあて、ここの皆はどれくらい森のことを知っているかな?と思いながら、大分県土の中の森林面積の割合や、知っている木の名前などいくつかの質問をしました。すると、意外に皆良く知っていたのでビックリ。そう、大分県の7割は森林が占め、その半分は昔の人が山に登って1本1本手で植えたもので、植わっている木はスギが多く、次にヒノキやクヌギなど。少し難しかったけど、こうした森林(樹木)が地球温暖化防止に役立っているという話は理解してもらえたかな。それから、豊かな森があるから生きていける例として、本物のオオイタサンショウウオと卵を見てもらいました。 |
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その後、皆で小鳥の巣箱を各クラス1個ずつ木にかけました。巣箱は鳥にとって家ではなく、子供を育てるところ、年末頃に中を掃除してあげると、翌年また利用してくれます。多分、シジュウカラなどの「カラ類」が利用してくれると思うので、植樹した木と共に、巣箱も時々遠くから観察をしてください。 |
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ちなみに、司会進行の高嶋アナウンサーは、この学校の卒業生とのこと。終了後には子どもたちからサイン攻めにあっていました。 (三ヶ田)
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今回植えたのもミズキ科のハナミズキで、学校からのリクエストです。
約100年前に、東京市がアメリカのワシントンに「サクラ」を贈ったお礼として送られて来た北アメリカ原産の木で、街路樹としてよく見かけます。
花の色は白とピンクがありますが、今回はピンクを植えました。秋には、赤い実も付きます。 (三ヶ田) |
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