大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第25号『別府市立朝日小学校 5年1組』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
今回、緑の授業を行った「朝日小学校」は、別府市街地の北東部に位置し、別府湾から九州横断道路沿いに2.5kmほど山手側に登った、春木川沿いにあります。
小学校の門を過ぎると、左は校舎、右は春木川沿いに細長い花壇があり、サクラなどの大木が植わっていました。この空き空間に、5年1組のみんなでハナミズキを植樹しました。
外は寒かったけど、守長インストラクターからハナミズキの由来や木の特徴を聞いた後、穴掘り、植樹、埋め戻しを短時間で手際よく終えました。さすがは5年生です。
緑の授業は大きな体育館の中で行いました。今日の相手は5年生なので、いつもよりレベルをあげて、地球温暖化が進んでいること、その防止に森林や木材がとても役立つこと、でも木などの植物が寒い冬を越すのはとても大変で、葉を厚くしたり、落葉する木は冬芽の中で春の準備をしてじっと我慢していることなど、本物の葉や枝を使ってお話ししました。話の途中で生徒の皆さんにいろいろな質問を投げかけてみましたが、答えの声が少し小さかったかな。(先生曰く、緊張して、まるで借りてきた猫みたいだったって!)
それから、「種」の話もしました。種を遠くに飛ばす仕組みは植物によっていろんな工夫があり、その巧みさは大人でも感心してしまいます。例えば、マツやユリノキなどは種をプロペラのように回転しながら、風に乗って遠くに運ばれます。私たちの暮らしも、こんな自然の仕組みをいろんな所に利用して豊かになってきました。たくさんの話を短い時間に詰め込んでお話ししたけど、わかってもらえたかな。 (三ヶ田)
こんな木を植えたよ
 今回植えたのもミズキ科のハナミズキで、学校からのリクエストです。最近はそらぽの木でも大人気です。
 約100年前に、東京市がアメリカのワシントンに「サクラ」を贈ったお礼として送られて来た北アメリカ原産の木で、街路樹としてよく見かけます。花の色は白とピンクがありますが、今回はピンクを植えました。秋には、赤い実が付きます。
 植えた場所は少し栄養分が少ない土のため、堆肥を混ぜました。花芽が付いているので、今年の春のはきれいな花が見られると思います。ミズキ科の木は名前のとおり水を欲しがる木なので、雨が少ないときは水やりをお願いします。 (三ヶ田)                             
〔植樹した木〕ハナミズキ 1本
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