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今回は、国東半島の先端、国東市役所近くのお寺の境内にある「国東保育園」で緑の授業を行いました。すぐ近くは海です。約90人の保育園児の内、うめ組(年長)21人のお友達と植樹などを行いました。園舎はまだ新しいけど、お寺は400年の歴史があるそうです。
さて、当日の天候は晴れ、まだ6月なのでそんなに暑くもありません。21人が3班に分かれて、交替で穴を掘り、「ハナミズキ」を植えました。みんな元気が良いうえに行儀も良く、とてもスムーズに作業が出来ました。途中から「そらぽ」が登場すると、急に園中がにぎやかになりました。
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緑の授業ではいつものように、まずは知っている木の名前や動物の名前など、山のことを尋ねてみました。今日のみんなとても元気がよく、大きな声で「サクラ」「ウメ」など知っている木の名前を教えてくれました。しかし、動物になると、「ライオン」「トラ」「クマ」「チータ」等々大きな声で教えてくれましたが、ここはアフリカ、はたまたサファリか、という具合でした。山には、たくさんの木があり、葉っぱ一つとっても、大きなもの(ハリギリ)、小さなもの、切れ込みがあるもの(モミジ)、5枚の葉があるけど本当は1枚の葉(トチノキ)など本物を見ながら楽しく勉強をしました。
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恒例の草木の臭いかぎではみんな鼻を近づけて、ウットリしたり、顔をしかめたり、いろんな反応を示してくれたので、見ていてとってもおもしろかったよ。1番人気はカボス、そしてゲッケイジュも人気がありました。サンショウはやっぱり子供達にはちょっと不人気でした。
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その後、かわいいオオイタサンショウウオの幼生を見てもらい、最後に「ヒノキ」で作った木片(積み木)をみんなにプレゼントしました。みんな「ヒノキ」の香りは「好き」と言ってくれたので、いつも木の仕事をしている私としては安心しました。(三ヶ田) |
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今回植えたのは、そらぽの木ではもっとも人気がある「ハナミズキ」。 園庭の端のすべり台とブランコの間に植えました。でも、この保育園は、1年後には近くのもっと広い場所に引っ越しをするとのことでした。引っ越すまでは、枯れないように、雨が少ないときは時々水をあげてください。植えた木は、すでに今年の春に花が咲いて実が付いているので、秋には赤く色づくのが見られると思います。みんなでよく観察して下さい。(三ヶ田) |
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