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今回、緑の授業を行った「ひばり保育園」は、由布市庄内町の中心部、由布市役所庄内庁舎のすぐ近くにあります。10年ほど前に近くから移転してきたとのことで、周りは田んぼや里山にかこまれ、とても緑が多い所です。
当日の天候はあいにくの雨、これまで天気には何かと恵まれてきただけに、参加した「らいおん組」の園児たちがちょっと心配でした。ところが、植樹が始まると園児たちは雨も何のその、カラフルなカッパを着たり、傘をさして元気よく植えてくれました。今回植えたのはハクモクレン、ちょうど花が終わった時期だったので、森林インストラクターの守長さんが、自作の花の絵と模型を使って花の説明してくれました。
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緑の授業では、保育園児を相手にお話しするのは久しぶりなので、まずは山のことについて、知っている木の名前や動物の名前を尋ねてみました。すると、いっせいに元気な手が上がり、口々にいろんな名前が飛び交いました。う〜ん、みんなすごいパワーだな。お話だけでは小さな子供たちはすぐに退屈しそうなので、森林の生き物たちを見てもらいながら、話をしました。まずは、オオイタサンショウウオの卵です。透明のチューブの中に、たくさんの赤ちゃんが入っています。みんなとても珍しそうに見ていました。それから、大きなハチの巣、これも興味深げでした。
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そして、恒例の草木の臭いかぎもしました。いつも一番人気のレモングラスが時期的に香りが薄かった分、今回はアップルミントが圧倒的な人気でした。こうした香りと木の葉っぱや幹にトゲがあるのは、虫たちに食べられないため、と説明をしたらみんなうなづいてくれました。最後に、森の働きを説明して緑の授業を終えました。(三ヶ田)
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今回植えたのはモクレン科のハクモクレン。そらぽの木・植樹活動では初登場です。中国原産で、3月中旬頃に重量感のある白い花をつけたハクモクレンを公園や庭先でよく見かけます。日当たり、水はけがよく、肥沃な土地を好みます。植えた場所は、水はけが良すぎるかもしれないので、日照りが続くときは水やりをお願いします。(三ヶ田) |
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