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今回は、豊後大野市大野町の「おおのさくら幼稚園」で緑の授業を行いました。おおのさくら幼稚園は、大野町の中心部にあります。すぐ近くの小学校の校庭ではたくさんのサクラ(ソメイヨシノ)が既に満開で、春爛漫でした。幼稚園は、4年前に移転してきたそうで、園舎や園庭がまだ新しい感じです。園庭には大きなケヤキが2本植えられていましたが、暑い夏に砂場が木陰になるように、みんなで大きくなるクスノキを植えました。24人の園児たちが元気よく交替で、立派に植えてくれました。 |
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緑の授業は、山の話しや木の話しをいっしょにしました。みんなとても大きな声で、山にどんな動物や虫たちがいるか教えてくれました。いやぁ、その元気の良いこと。おじさんもみんなに元気をもらいました。木は家の材料や紙の原料になります。また、おいしい水も作ってくれます。時々、そんなことも思い出してください。 |
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続いて、いろんな木の香りをかぎ分けて遊びました。用意したのは、9種類の木。一番人気があったのは「カボス」、「ゲッケイジュ」や「マツ」も良い香りだったようです。次に、「タラヨウ」の葉の裏に「つまようじ」で絵や字を書いて遊びました。自分の名前を漢字で書ける園児もいるんだね。楽しかったかな。(三ヶ田) |
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今回植えたのはクスノキ。クスノキは、照葉(葉が厚く、表面がてかてか光って見える葉、ツバキやカシなど)樹林帯に多い常緑広葉樹で、九州では佐賀県、熊本県、鹿児島県の「県木」に指定されています。ちなみに大分県の県木は「ブンゴウメ」です。 クスノキはとても大きくなる木で、全国の巨樹・巨木調査によると最大巨樹の大半はクスノキだそうです。その中で全国第1位は鹿児島県蒲生町(かもうまち)のクスノキで、幹まわりは約24mで樹齢1500年、国の特別天然記念物にも指定されています。 早く大きくなって砂場が木陰になり、暑い夏でもみんなが元気に砂遊びできるといいね。(三ヶ田) |
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