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今回は、多くの観光客が訪れる由布院駅のすぐ近くの由布院小学校で緑の授業を行いました。参加してくれたのは4年生3クラスの78人、1/2成人式の式典終了後にその記念として「そらぽの木」をみんなで植えました。植える木は先生と生徒が話し合い、小鳥が呼べる実のなる「ウメモドキ」に決めたそうです。各クラス1本ずつ、みんなが交替で植樹をしました。 |
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緑の授業では、スズメバチを通して自然のしくみをいっしょに考えました。私自身が昨年8月、自宅の部屋の中でモンスズメバチにさされた体験を話し、最近回収した大きな巣や写真を見てもらいながら、小さなハチがどうやって大きな巣を作れるのか、巣の材料は何か、どうやって運び、正確に六角形の部屋を作れるのか、などをいっしょに考えました。みんな大変興味深く真剣に聞いてくれたし、活発に質問してくれてありがとう。 |
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ハチは、自分の子ども達が居る巣を守るために、危険を感じたときだけ相手を刺したりしますが、害虫もたくさん食べるので人間の役にも立っています。私たちと同じ生態系の一員です。由布院は豊かな自然に恵まれ、自然を観察をするにはとても良い場所なので、これから興味を持ってくれるとうれしいな。(三ヶ田) |
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今回植えたのはモチノキ科の「ウメモドキ」。葉がウメに似ていることから「ウメ」もどきという名をつけたようです。木の高さは大きくなっても2〜3mぐらいで、あまり高くなりません。本来は湿地の植物なので、雨が少ないときは水やりをお願いします。5月〜6月に淡紫色の小さな花をつけるので、見逃さないように観察をしてみてください。 やがて、秋になると赤い実をつけてヒヨドリやツグミなどの小鳥がたくさん食べにくると思います。ほかにどんな鳥がやってくるか、それを観察をするのも面白いと思います。(三ヶ田) |
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