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今回は、神崎小学校の全校生徒40名を対象に行いました。学校は別府湾を見下ろす少し高台にあり、周りには色づいたビワ畑が広がり、南側は高崎山の森へと続いています。「緑の授業」なので、低学年には少し難しかったかもしれませんが、身近な森林のいろんな働きを一緒に考えました。水を蓄えること、災害を防ぐこと、地球温暖化防止について、ほかにも、木材として暮らしの中で家の材料や紙の原料などになることなど。 |
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また、海と山の関係では、山から流れてくる栄養が豊かな海をつくることを知っている生徒がいて、嬉しくなりました。すごいね。頭を使った後は五感を使い、葉っぱを見て、さわり、香りを嗅ぎました。用意した香りの木は8種類。ケクロモジ(クスノキ科)はいつもみんなに「いい匂い」と好評です。でも、どちらかというと生徒より先生など大人の方がより楽しんでいるようにも見えました。 |
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最後に、校庭にあったヘリコプタ−のプロペラのようなイロハカエデの種のお話をしましたが、ここで時間切れ。みんなに少し惜しまれながら、熱帯の木の種をモデルにしたグライダ−作りは、先生にお願いしました。皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせました。(三ヶ田) |
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今回植えたのもミズキ科の「ハナミズキ」。最初は、サクランボのような実が上向きにつくヤマボウシを提案しました。でも、花が白く清楚すぎるので、学校から華やかな紅色の花が咲くハナミズキのリクエストがあり、ご要望にお応えしました。 植えた場所はグランドの一角、学校の正門横で、花が咲けば目立つと思います。お隣には、サクラのソメイヨシノが何本も植えられていますので、春は美しい花が咲き競うでしょう。グランドの土は栄養分が少ないので、土壌改良も兼ねて堆肥を混ぜました。スコップを手にした40名の生徒さんが元気よく交代で土を掘り、埋め戻しをしてくれました。 これから、暑い夏がやってきます。日照りが続くときは、朝夕の涼しいときに水やりをお願いします。(三ヶ田) |
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