大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん番外編『パークプレイス大分公園通り』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
今回の緑の授業は番外編。大分市松岡の九石ドーム近くにある緑豊かな住宅団地「パークプレイス大分公園通り」で行いました。
これまでの学校を訪ねるのとは違い、TVで催しを呼びかけただけなので、開始の11時に何人参加してくれるか全くの未知数。でも開始の時刻頃には子供を中心に二十数名がセントラルパークに隣接したプレゼンテーションルームに集まってくれました。  
緑の授業なので、「もし周りに緑がなかったら、どんなことに困るか」みんなで考えながら、緑の大切さを話しました。そして、恒例の草木の匂い嗅ぎをしました。ここでも、人気はハーブのレモングラス。ほかにもいろんな香りがあって、みんなで楽しみました。
小さい子には、話よりも外でいろんなものを見たりさわったりした方が楽しいに決まっている、というわけで、部屋を飛び出し、歩いて5分の小さな森へ移動。ジョロウグモが巣を作っていたので、みんなで観察。このクモの巣は3層になっていたね。それから、近くに花と実をつけていたアメリカセンダングサの名前も知っていたね。すごい。でも、こうした外国から来たいろんな植物が増えると、日本に昔からある似た植物が減っていくので困るんだよ。
この後、すぐ近くの住宅街の小さな歩道の花壇に、みんな交替で穴を掘り、記念樹として「オリーブ」を植えました。時々、どれくらい大きくなったか見に来てくれるとうれしいな。(三ヶ田)
こんな木を植えたよ  今回植えたのはモクセイ科のオリーブ。常緑で、高さは2〜5mに生長し、とても長寿の木です。日本では、木よりも実からとれるオリーブ油が良く料理に使われるので、そちらの方が有名かな。原産地は、地中海沿岸地域で、ギリシャ、スペイン、イタリアなどで多く栽培されています。地中海式気候は、夏暑く雨量が少ないので、植物が育つには少し不向き。このため、温暖多雨な日本のように鬱蒼とした森にはならず、オリーブなどの乾燥に強い木が点々と植えられた風景が目立ちます。オリーブの木は、実を利用するだけでなく、木材もいろんな材料に使われています。
 日本では、小さく銀色に輝く葉裏が美しいことから、最近は観賞用の庭木として人気が高いようです。この瀟洒な街にも良く似合いそうです。(三ヶ田)
〔植樹した木〕オリーブ 1本
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