1月20日(土)に帆足本家酒造蔵で行った、日本文学研究者のロバート キャンベルさんと、大分市美術館の菅 章館長のトークショーの動画を御覧いただけます。

◆「文化を育てた戸次に迫る~芸術ある町とは~」

「かたらしざいまち」全11プラン終了しました。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

「かたらしざいまち」の思い出を是非 “かたって” いただき
また、大南・戸次本町へどうぞお越しください。

かたらし ざいまち

へつぎで学び・楽しみ・かたらう
「かたらしざいまち」は、今も変わらず歴史・芸術・食・自然が交差するこの場所で、文化の香りとへつぎの人に誘われ、学びの奥行きに触れていく体験プランです。知れば知るほど語りたくなる。このまちで一緒になにかしたくなる「かたらしざいまち」にぜひご参加ください。
※「かたらし」は、大分弁の「かたる」=加わる・一緒になるという意味に、ともに語り合うという意味を込めています。

戸次本町とは

「大分市南部の大南地区に位置する「戸次」(へつぎ)は、古くは平安時代から「戸次」の地名が使われています。戸次本町は、江戸時代には大野川の舟運と日向街道の交通の要衝が交わるところに物資が集まる「市」が立ち、商売の栄える「在町」(ざいまち)として発展してきました。人と物資の交流のみならず文化の交流も生まれ、芸術が花開く場所でもありました。現在も江戸時代末期から戦前現在にかけて貴重な建物が現存し、歴史的な街並みの保全がされている歴史の香りを感じる町です。

参加・予約について

・プランへの参加には、事前の予約が必要です。
・予約は各プランの予約ページからお申し込みください。
・予約は先着順です。定員に達ししだい締め切りいたします。
・予約当日は、開始時間の15分前までに集合場所へお越しください。
・参加費は税込みの表記です。当日受付でお支払いください。

体験プラン

10/27
(金)

蔵のホールで音楽に包まれる

歴史響きあうコンサート

明治時代に建てられ、大分市指定有形文化財でもある帆足本家酒造蔵。秋の夜長、100年以上の歴史ある酒造蔵で、音楽を楽しんでみませんか。baobabは、古楽器製作家でもある松本未來さんを中心としたアコースティックサウンドを奏でる兄妹ユニット。杵築市山香町を活動の拠点とし、二人の音楽的ルーツであるトラッド、古楽、フォークを自由なアレンジとスタイルで生み出しています。二人が奏でる古楽器が、歴史深い蔵に響き渡ります。
誘い人
baobab
日 時
10月27日(金)
19:00~20:15
会 場
帆足本家酒造蔵
定 員
120名 ※好評につき増席しました。
参加費
1,000円(戸次のお土産あり)
11/3
(金・祝)

ぶらり本町、街並みから昔の姿を想う

戸次本町マニアック!?建物探訪

江戸時代末期から、陸路では日向街道、舟運でも要衝として発達した在町「戸次本町」。大野川の氾濫から家屋を守る工夫が、この町の特徴的な街並みの景観をつくっています。呉服屋、醸造業、料亭、銀行、郵便局・・・様々な商店が軒を連ねたかつての在町の姿を創造しながら、ぶらり探訪。臼杵で遊び心いっぱいのまちづくりを続けている「街並み保存の匠」の斎藤さんと、戸次本町の街並み保全に取組んでいる建築士・石井さんの視点で「在町」を再発見します。
誘い人
斎藤 行雄
(NPO法人全国町並み保存連盟副理事長)
石井 鏡成
(石井建築研究所・戸次本町街づくり推進協議会会長)
日 時
11月3日(金・祝)
10:00~11:30
集 合
大南老人いこいの家
定 員
15名
参加費
無料
11/7
(火)

イタリアンシェフと戸次野菜の魅力を語らう

へつぎの野菜はなぜおいしい!?

大分市でも有数の野菜の産地である大南地区。大野川の氾濫により肥沃な土地へとなり、昔から様々な野菜がつくられています。有機や低農薬農法で野菜づくりをしている農家さんの旬の野菜をつかって、戸次ゆかりの玉井シェフのお料理を堪能。富春館カフェの特別な空間で、この土地のおいしさの秘密をみなさんと探っていきます。
誘い人
玉井 徳裕(リストランテ・クインディチ シェフ)
日 時
11月7日(火)
19:00~21:00
会 場
富春館カフェ
定 員
20名
参加費
3,000円(料理代含む)
11/19
(日)

古刹寺院の芸術に触れ、歴史を愛でる

妙正寺特別公開

戸次本町に佇む妙正寺は真宗大谷派の寺院です。現存する本堂は文化11年(1814年)に再建され、妙正寺門徒のご尽力により現在でもその姿が保たれています。今回、普段は一般公開されていない経蔵の天井画や、本堂内部のお飾りを特別公開致します。古刹寺院の歴史を、街並みガイドがわかりやすく解説致します。
誘い人
戸次本町街なみガイド 杏の会
日 時
11月19日(日)
①9:30~10:30
②11:00~12:00
会 場
妙正寺
定 員
各回10名(同日2回開催)
参加費
500円(お茶・お菓子付き)
12/9
(土)

プロサイクルチームとのんびりポタリング

戸次のご利益スポットを走る!

田園地帯と大野川沿いをサイクリング。そして、歴史香る戸次本町の街並みやご利益スポットを巡ります。プロサイクルチーム「スパークルおおいた」が戸次の自然や文化に触れながら走るポタリング旅のルートを開発。比較的平坦なルートで初心者でも楽しめます。今回は、大分市が運営するシェアサイクルを利用することもできます。この機会に快適な電動サイクルを体験してみませんか。
※シェアサイクルは身長145cm以上の方が対象です。
誘い人
スパークルおおいた選手
日 時
12月9日(土)
9:00~12:00
※雨天時12月16日(土)
集 合
中判田駅(解散も同じ)
定 員
20名(小学生の参加は保護者同伴ください)
参加費
自転車持参の場合
1,000円(保険料込)
シェアサイクル利用の場合
2,000円(保険料込)
12/10
(日)

大友宗麟が愛した郷土料理に舌づつみ

伝統の鮑腸(ほうちょう)にチャレンジ

鮑(あわび)が好物だった大友宗麟。鮑が不漁の時に知恵を絞ってあみだされたのが、戸次に伝わる郷土料理「鮑腸(ほうちょう)」。2mを越えるほどの手延べの麺を、椎茸やいりこでとった香り高いだし汁にかぼすを搾って頂きます。戸次の鮑腸(ほうちょう)づくりは、大分市無形民俗文化財に指定されています。地元の保存会の方々によって伝承されてきたその作り方を教わります。
誘い人
戸次鮑腸(ほうちょう)保存会
日 時
12月10日(日)
①9:00~12:00
②14:00~17:00
会 場
大南老人いこいの家
定 員
各回15名(同日2回開催)
参加費
1,000円
12/16
(土)

レモングラスの香りに誘われて

大南のハーブでつくるしめ飾り

新しい年を迎える準備を、香り豊かな大南のハーブで、手作りしませんか。まずは、大南地区を走る電動バス「グリーンスローモビリティ」に乗って、レモングラス畑にGO!
薬草のスペシャリストとともに、おしゃれなしめ飾りをつくります。(ご希望の方はリースに変更可能です)レモングラスは日が経つにつれて葉の色が緑色からほんのりピンクに変化していく楽しみも。
誘い人
岩尾 佳奈(在戸蔵・薬草屋 FLORA HERBS)
中村 浩人(在戸蔵)
日 時
12月16日(土)
10:00~12:30
集 合
大南老人いこいの家
定 員
10名
参加費
2,000円
12/17
(日)

ご当地スイーツをみんなでつくる・味わう

オリジナルだいなんワッフルづくり

令和4年からスタートした「だいなんワッフル」は、戸次本町のカフェで楽しめるご当地スイーツ。どうして大南でワッフルなの!?そんな秘密のお話を聞いた後、古民家カフェに移動して、オリジナルだいなんワッフルをつくります。大南地域の特産の果物や杏ジャムを使って、思い思いのトッピング。みんなでおいしく「いただきます!」
誘い人
土井 久雄(カフェワンシーンオーナー)
日 時
12月17日(日)
①10:00~12:00
②14:00~16:00
集 合
カフェワンシーン
定 員
各回10組 親子(大人1名+子ども1名以上)
参加費
1組2,000円(材料費)
※子ども1人増えるごとに+500円
1/14
(日)

郷土スイーツを深掘り!

へつぎのおやつはおいしい!

ゆでることを「いぜる」ということから名付けられた「いぜもち」は、畑仕事の合間におなかを満たすおやつの一つとして地元に伝えられてきました。旬のさつまいもをつかい、地元のおやつ作りの達人に伝授いただきます。 生地づくりからさつまいもの餡づくりなど、みんなでつくって郷土のおやつを味わいます。
誘い人
戸次鮑腸(ほうちょう)保存会
日 時
1月14日(日)
13:00~15:00
会 場
大南老人いこいの家
定 員
15名
参加費
1,000円
1/19(金)〜
1/21(日)

芸術が花開いた町を辿る帆足本家の特別公開

富春館美術館

400年以上続く旧家の帆足家は、大庄屋、造り酒屋を生業とし、豊後南画の先駆者である田能村竹田の最高の理解者でした。慶応元年(1865年)に建てられた富春館は、文人墨客らをもてなしたサロンでもあり、帆足杏雨は、竹田の弟子となり、幕末明治期の代表的な文人画家として成長しました。帆足本家には代々、数多くの掛け軸、着物、道具類などが大切に受け継がれており、今回はその一部を特別公開します。
誘い人
帆足 めぐみ(富春館)
日 時
1月19日(金)~21日(日)
10:00~15:00
※20日は12:00~17:00
会 場
富春館
定 員
期間中どなたでも
参加費
無料
1/20
(土)

ロバート キャンベルさんと語らう

文化を育てた戸次に迫る
~芸術ある町とは〜

「富春館」は、豊後南画の先駆者である田能村竹田をはじめ、多くの文人墨客らをもてなしたサロンでした。帆足家には多くの美術作品が伝わっており、大分市美術館が創設される際に寄贈された作品もあります。今回、その一部が里帰りし、特別公開をします。日本文学研究者 ロバート キャンベルさんを特別ゲストに迎え、名画鑑賞の楽しみ方やアートとまちづくりの関係について語り合います。
誘い人
ロバート キャンベルさん
(日本文学研究者、東京大学名誉教授、
早稲田大学特命教授)
菅 章さん(大分市美術館 館長)
日 時
1月20日(土)
14:00~15:30
※帆足家伝来の作品展示は、富春館にて
同日の12:00~17:00まで展示しています。
会 場
帆足本家酒造蔵
定 員
120名(後日Youtube配信も予定)
参加費
無料
<ロバート キャンベル プロフィール>
日本文学研究者。早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。国文学研究資料館前館長。 近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組企画・出演など、さまざまなメディアで活躍中。

問い合わせ先

主催
大分市まちなみ整備課

問い合わせ

TEL:097-538-6150
(平日10:00〜16:00)