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今回の緑の授業の舞台は、大分大学医学部キャンパスの近くにある「のだ山幼稚園」。敷地の広さと緑の多さにまずビックリ、約300人という園児の数を聞いて二度ビックリ。門を入ると広い園庭が広がり、背後には大きなカシ、シイの森、そして西側にも豊かな林とたくさんの遊具があって、まるで大きな森林公園のようです。 |
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記念植樹は、園舎前にある円形の花壇に、約90人の年長組の園児達が力を合わせてヤマグワを植えました。園児達が自分で採って食べられるような実のなる木が欲しいという園長先生のリクエストです。植樹の途中、そらぽが現れると園児の視線が集中し、大変な喜びようでした。 |
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林のステ−ジで行った緑の授業では、木の質問をすると90人の元気いっぱいの反応に圧倒されました。ここで、8種類の枝葉の匂いを嗅いでもらい、木のいろんな香りを体験。次に地球環境に優しい木材にも親しんでもらいたくて、ヒノキは葉のほかに板も用意し、ノコで切ってノコくずの香りを嗅いでもらいましたが、ほとんどの園児が「いい香り」と言ってくれたのでひと安心。将来は木のお家を建ててね。また、大きなホオノキの葉を使って楽しくお面を作りましたが、みんなとても上手でした。(三ヶ田) |
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今回は、ヤマグワ(大きな実がなるララベリ−という品種)を植えました。シルクの材料であるカイコの餌として、中国原産のマグワが日本各地で植えられましたが、ヤマグワは日本全土に自生しています。実は赤色から成熟するにつれて変化し、黒紫色になったら食べ頃です。でも、食べると舌も黒紫色になるので、食べたことがすぐに分かります。 とても強い木で、管理の手間はかかりません。毎年、春に地上10cmぐらいで切ってあげると、株立ちして枝数が多くなり、園児の手の届くところにたくさん実がなると思います。(三ヶ田) |
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