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今回の生徒さんは、幼稚園の年長さん54名。幼稚園児、しかも54名という大人数は私も未体験。う〜ん、おとなしく話を聞いてくれるだろうか、どれくらいの内容まで理解してもらえるんだろう?何をしようか、などと悩んだ末に、いろんな木の香りを嗅いだり、大きな葉っぱで遊んでもらって木にもたくさんの種類があること、そして面白い種をモデルにした遊びで楽しんでもらうことにしました。 |
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用意した香りの木は8種類。ケクロモジ(クスノキ科)はみんなに「いい匂い」と好評でした。サンショウはトゲがある理由を尋ねると、「虫に食べられないため」と知っている子がいたのにはビックリしました。また、大きなホオノキ(モクレン科)の葉を使ってお面を作りましたが、目と口の位置に穴を上手くあけるのがちょっと難しかったようです。 |
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最後に、ヘリコプタ−のプロペラのようなイロハカエデの種のお話をして、熱帯の木の種をモデルにしたグライダ−を作って遊びました。短い時間だったけど、少しは自然に興味を持ち、楽しんでもらえたかな。(三ヶ田) |
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今回植えたのはミズキ科の「ハナミズキ」。最近は、一青窈さんの歌のタイトルにもなりましたが、元々は約100年前に東京市がワシントンにサクラを贈り、そのお礼に贈られてきた木で、北アメリカ原産です。街路樹としてよく見かけます。花の色は白と紅色がありますが、今回は華やかな紅色を植えました。秋には、赤い実も付きます。
園庭は、栄養分の無い土のため、堆肥を混ぜました。スコップを手にした54名の園児が、5人一組となって仲良く交代で土を掘り、埋め戻しをしてくれました。
これから、暑い夏がやってきます。日照りが続くときは、朝夕の涼しいときに水やりをお願いします。少しずつ大きくなって、早くきれいな花が咲くと良いね。(三ヶ田) |
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