2020年2月8日
~ソノマエ~ つっぱり
佐伯市上浦地区に伝わる不思議な郷土料理〝つっぱり〟を調査
いまでは、地元の方も作らない幻の郷土料理です。
つっぱりのソノマエとは?
90年以上前、佐伯市上浦では、サツマイモを栽培していました。サツマイモを保存食として加工したのが、イモの粉。
そのイモの粉で、かんきり団子を作り、お腹を満たしていました。
しかし、それだけでは満足をしなかった住民が、板に穴をあけた〝つっぱり板〟を作成。
味ではなく、形を変更することで、料理に活用したんだそうです。
その〝イモの粉〟を押し込んでいる姿が、力士のつっぱりに似ていることから、〝つっぱり〟と名付けられました。
★つっぱりの作り方★
イモの粉をお湯でとかし、団子を作る。
押している姿が、力士に似ていることから
〝つっぱり〟と名付けられたそうです。
しょうゆ出汁(いりこ・かつお節)をなみなみに注げば完成
しおさいの里
佐伯市上浦津井浦1460
0972-25-9111
つっぱり 550円(税込)
毎週日曜日に限定10食で販売
2020年3月8日(日)まで
※作るのに時間がかかるため予約をしていただけると嬉しいです。