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2019年9月7日 バックナンバー

大分市“浜の市”でShutterShutter

えとう窓口が子どもの頃、毎年、楽しみにしていた秋の祭り“浜の市”。今年も時期が近づいたので、その祭りが開催される地域を訪れてみた。
大分市“浜の市”でShutterShutter
JR西大分駅の目と鼻の先にあるのが、西大分商店街。店舗も少なく静かな様子。出会った女性からは「地域も祭りも昔に比べると活気を失いつつある」と少し寂しい話を聞いた。町を歩くえとう自身もそう感じつつあった。
大分市“浜の市”でShutterShutter


“浜の市”が開かれる神社へやってくると、以前に比べて整備されているような印象を受けた。現状はどうなっているのか?浜の市祭実行委員会の男性に話を聞いた。にぎわいを取り戻そうと新たな取り組みを始めているという。話の中で、地域で働く若者の中に、盛り上げようと奮闘している男性がいるという情報をキャッチ。会いに行くことにした。

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近くでオリジナルのアクセサリーを手掛けている鈴木さんは、あの神社の境内にある“火王宮”の総代を任されているという。仕事仲間の木本さんとともに、半世紀ぶりに“火王宮の夏祭り”を復活させたという。さらに、一大プロジェクトが動き出していた!?
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”火王宮”の境内には参道がなく、バリアフリーの観点からも整備が必要との声が上がっている。そこで、石畳を敷設することに。ただ、資金調達が難航。そこで、鈴木さんと木本さんは「手ぬぐい」を作り寄付の返礼品とすることに。これが話題となり、これまでに1000枚の目標に対し700枚を配ることが出来た。しかし2人の本当の夢は「地域のにぎわい再び!」。これからも様々な取り組みを続けていくという。
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