18:50 更新
CO2の排出量を大幅に削減できる「大型EVバス」が大分県内で初めて導入されます。
大分バスが導入する「EVのるっちくんバス」は、ガソリンを使わず電気の力で走る大型バスで、既存の路線バスと比べて二酸化炭素の排出量を最大4割削減できます。
(大分バス 高寄和弘社長)
「人と環境にやさしいバスの普及を目指している。その一環として国、県、市から補助をいただき(大型EVバスを)導入できることになった」
九州電力などが急速充電器を提供し、電力の供給を担います。1回5時間の充電で時速60kmで280kmの距離を走ることができます。
また災害時には移動できる電源車としても活用でき、50人規模の避難所で2日から1週間弱の電力供給が可能と見込んでいます。
(平井記者)
「走行中も音がかなり静かで振動も少ないように感じます。乗り心地がいいです」
3月中旬以降、大分市内の路線で運行を開始する予定です。