19:54 更新
車用品店には雪対策の商品を求めて多くの客が訪れていました。
スーパーオートバックス大分21 三重野裕一朗さん
「オープンからかなり(来店客が)多くなっていて多くのお客様に来店してもらっててんやわんや。(購入が)多いのは“布チェーン”というタイプと簡易的な(タイヤ)滑り止めスプレー」
こちらの店では今回の寒波襲来に向けて雪対策商品のコーナーを広げました。
特にチェーンは4日だけで40個以上売れたといいます。
客
「(雪の)心配もあるノーマルタイヤなので対策しないといけない(種類が多く)なかなか選べない。検討中」
チェーンは取り付けが簡単な布製のものや長い雪道の運転に向いているものなどが売れているそうです。
店では早めの備えを呼び掛けています。
三重野裕一朗さん
「簡単とはいえできれば練習して“こんな感じにつけるんだな“という(感覚を)身に着けてから(雪道運転)本番を迎えるのがいい」
雪の日に気をつけたい注意点をお伝えします。
まずは車用品店にも多くの客が来ていましたが運転がやはり心配ですよね。
特に気を付けたい危険な場所を見ていきます。
トンネルの出入口と橋の上です。
これらの場所は風通しが良いため気温が低く凍結しやすいです。
また交差点や停止線の前は車の停止・発進が繰り返され路面がツルツルと滑りやすくなっています。
雪の日は車間距離を大きく空けて交差点や停止線の前では早めのブレーキを心掛けましょう。
視界不良も事故につながる危険性があります。
フロントガラスが気温差によって結露し前が見えなくなることありますよね。
運転中に結露すると慌てることがあります。
その時は、デフロスターのボタン押して送風して乾燥させるか、窓を少し開けて温度差と湿度差を解消しましょう。
また、地吹雪でホワイトアウトすることがありますよね。
周りが白く見えなくなって危険を感じた場合にはハザードランプを点灯させ付近の安全な場所に車を停止させましょう。
続いて、転倒を防ぐ雪道の歩き方を見ていきます。
ポイントは・小さな歩幅で・地面に垂直に足を踏み出し・重心をやや前に傾けて歩くことです。
・足裏全体が地面につくように垂直に踏みだす。
・摩擦が多くなって滑りにくい
・重心が後ろにあると踵から滑ってしまうので重心は前に
最後に水道管の凍結対策です。
外に出ている水道管や蛇口付近を布とビニールテープなどで巻く。
水を2~3ミリ程度の幅で出しっぱなしにしておきましょう。
もし、水が出なくなったとしても慌てて熱湯をかけたり無理に蛇口をひねったりしないでください。
水道管が破裂する原因になります。
タオルを巻き付けぬるま湯をかけて対処しましょう。
6日まで大雪の可能性が続きます。
外出の際の注意点をお伝えしましたができる限り不要不急の外出は控えられるように、備えと対策をしっかりしておきましょう。